「ゴリララくんのしちょうさん」 ４歳のお子さんに読んだ みんなの声

ごりらが紫のスーツを着ているのがなんかおかしくて、子供以上に笑ってしまいました！！クジラがいきなり噴水に刺さっていたのも不思議なストーリー展開でしたし、意外な結末も面白かったです。ぜひ皆さん読んでみてください。

我慢強く見守りが大切なんだとゴリララ市長さんから学びました。

わかっているけれど、孫が出来る事でも直ぐに手を出しているから、

日々娘から注意されている私です。シカシさんのように多分行動を起こ

してしまう私だなあって思いました。ラストには、ちょっと安堵した私

ですが、多分クジラさんがしたかったことだろうと思いたいです。

みんなの嬉しそうな顔にちょっと合点がいかないけれど、満足した私で

した。

コックさんを読んで面白かったので読んでみました。ゴリララくんは市長さんになっちゃいました！とっても優しくていい市長さん。
そして、シカシさんがいい味出してます。

突然公園の噴水に立っているクジラに、シカシさんは必死で海へ帰るように促します。でも、クジラは何も言わずに立ったまま。「何かあったら市長の責任に・・・」なんてところはそんな人いるいる！という感じ。
でも、市長のゴリララくんはクジラの考えを尊重します。

ひからびて、雪に埋もれてしまった姿に子どもたちは大笑い。ちょっとかわいそうなんですけど。そんなクジラを、市長のゴリララくんはただ見守っています。
そして、春が来たら・・・

シカシさんの表情も変わっていることに気づきます！

「市長」という意味は、息子たちも分かってはいないはずですが、不思議と気に入ったようで、何度も何度も「これ読んで」と持ってきます。お話に惚れたのでしょう。
ある日突然、公園の噴水にくじらが立っていました。ゴリララ市長は駆けつけます。秘書（だと思う）のシカシさんは、すぐに「海まで運びましょう」「危ないから柵をしましょう」と市長に進言するのですが、何も言わないクジラのことを、ただただ見守るゴリララ市長。その気の長さと優しさに感服しちゃいます。
そのまま時間が流れ、クジラが干からびて、さらには雪に埋もれたシーンなどはちょっと衝撃的でしたが、ラストは最高！クジラがそこに立っていた意味が分かります。ハッピーエンドが爽やかな気分にしてくれる、安心して子供にも読み聞かせられる絵本です。
信じて待つこと･･･大事ですね（＾＾）