大好きなウーフのシリーズ。天衣無縫のウーフと、そんなウーフを温かく大らかに包み込むお母さん。こんな親子でありたいな、こんな母親になりたいな・・・と、読むたびにいつも思います。
自分の誕生日に選んだ2冊の絵本。1冊は「おかあさん おかあさん おかあさん・・・」。これは、「生み育ててくれてありがとう」という母への思いを込めて選んだ本でしたが、もう1冊のウーフの絵本は、「無条件の愛をありがとう」という気持ちで、娘のために選んだものです。
娘は、日本から持ち帰ったセミの抜け殻を大事にしまっておいたり、オーガニックのフルーツの中から虫が出てきた日には、まるで宝くじの特賞を当てたくらいの喜び方で、小瓶に入れて飼い始めたりするような子なので、ウーフと同じような発想のお誕生日プレゼントをくれかねないんですが(!)、今日は、庭の黄色い雛菊の花を摘んできて、「ママ、おたんじょうびおめでとう」と、手渡してくれました。「同じ色のお花ばっかりで、ごめんね。」と言いながら・・・。「ママは、Jがくれるものなら、どんなものでもとってもうれしいよ。」
ただ1つ、私が反省したのは、ウーフのお母さんが「私の大好きなものは、ちゃんとここにあるのよ。ほら、ここにお父さんがいるでしょ。それから・・・」と、まずは、旦那様に感謝しいる点。私は、と言えば・・・バースデープレゼントに私を喜ばせようと、遠くのジャパンタウンまで夕食に誘ってくれた夫に対し、歩き疲れて、文句たらたら! 普段、子どもには、できるだけ言葉に表わして、「ありがとう」も「大好きだよ」の気持ちも伝えているつもりですが、妻としては???ウーフのおかあさんのような良妻賢母への道のりは、果てしなく長そうです!
娘には、ウーフがおでこを蜂に刺された場面が1番印象に残ったようです。虫好きな娘は、蜂が腕の上をちょこちょこと歩き回っても平気!じーっと楽しそうに観察しています。私が「蜂は刺すから気をつけてね」といっても、お構いなしだったのですが、このページの絵を見て、「蜂の針、こんなに長いの〜?」と驚き、頭からどっかーんと大きな星印をいくつも出して気絶しそうになっているウーフの様子から、蜂に刺されるって、こんなに痛いんだ!と、いうことがよくわかったみたいです!