ひとりでお留守番することになった ひでおが 寂しさを紛らわせようと はじめた 一人しりとり。
言葉に出してみると 本物が出現します。
しりとりはつながって ひでおの大好きなものが どんどん出てきますが しりとりのルールで みんな一瞬で消えてしまいました。
でもそれは同時に ひでおの一番大好きな人が 帰ってきた瞬間でもありました。
ひでおの家には色々なモノがありますが 出てきた動物に形を変えたと思われるモノが ちゃんとヒントというか それらしい雰囲気があるのに 関心してしまいます。
ちょっと違うかもしれませんが 昔 絵描きしりとりをして遊んだことを思い出して こんな風に上手に描けていたら どんなに楽しかっただろうなぁ と懐かしい気持ちにもなりました。
岡本順さんの絵は しっかり実物の形を捉えながら 動物たちにも人間味や 優しさが溢れているので大好きです。
それから しりとりでは昔から 大抵“りんご”ときたら“ごりら” という人がほとんどではないでしょうか?“ご”で始まることばも少ないですが 全国共通のようで とても面白いですね。