かえるをのんだととさん」 4歳のお子さんに読んだ みんなの声

かえるをのんだととさん 作:日野 十成
絵:斉藤 隆夫
出版社:福音館書店
税込価格:\1,100
発行日:2008年01月
ISBN:9784834023053
評価スコア 4.84
評価ランキング 118
みんなの声 総数 139
  • この絵本のレビューを書く

4歳のお子さんに読んだ みんなの声から

みんなの声一覧へ

並び替え

15件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 2 次の10件 最後のページ
  • ありえないけど面白い

    ある日、ととさんのお腹が痛くなり、お寺の和尚さんに相談に行きました。
    「かかさん かかさん、はらが いたくて たまらん。どうしたら いいかのう」
    「ととさん ととさん、おてらの おしょうさまに きいてみなさると いい」
    「おしょうさま おしょうさま、はらが いたくてたまらん。どうしましょうかのう」
    「ととさん ととさん、そりゃなあ、はらのなかに むしがおるせいじゃ。かえるを のむと いいぞ」
    私もあやちゃんも和尚さんの言葉にびっくりしましたが、ととさんは教わった通りにかえるをぺろっと飲み込みました。
    お腹の痛みはおさまりますが、今度はかえるが腹の中を歩くのが気持ち悪くてたまらなくなります。
    そんなこんなで、ととさんは次々と色々なものを飲み込むのです。
    最後には鬼まで飲み込んでしまい、鬼のあとは何を飲み込めばいいの?って思ったら、和尚さんは手に豆をひとつかみにぎって、ととさんの口の中へ「おにはー そとー」と言って豆を投げ入れました。
    鬼は豆がいっぱいふってきたので、びっくりして「こいつは せつぶんの まめだ。いたい、いたい たすけてくれぇ」と叫んで、ととさんのしりの穴から出て行きました。
    無茶苦茶なお話で、ありえないことが次々と起こるのが、とても面白いです。
    言葉の繰り返しのテンポもよく「かかさんやぁ」「おしょうさまに ききなされ」と私が読む度に、大笑いします。
    絵本を読んだあとで、表紙を見るとなるほどと思います。
    和尚さんの「○○を飲むといいぞ」と言う時のジェスチャーもお見逃しなく!
    楽しい節分の絵本です。

    投稿日:2010/03/16

    参考になりました
    感謝
    3
  • そんなものまで??

    節分の頃、図書館の季節の本コーナーに並んでいたので手に取りました。

    日本の昔話らしい絵と語り口。
    ストーリーは、、なんとも荒唐無稽!

    おなかに虫がいるらしく具合が悪いととさま。
    どうしたらいいかとお寺の和尚様に聞くと、「かえるをのむといいぞ」
    かえるを飲んだととさま、虫はいなくなったけど今度はおなかの中のかえるが気持ち悪い。
    仕方なくまた和尚さんへ相談に行くと・・・
    という繰り返しのストーリーなのですが、どんどんスケールアップしていくのです。

    まさかそんなものまで飲んじゃうの??
    読んでいるほうも、おなかを抱えて笑ってしまいますよ!

    どのあたりが節分なのかと思いながら読んでいくと、最後に鬼と豆が出てきます。なるほど!

    いろんな絵本がありますが、たまにはこういう昔話も楽しいですよね。
    節分の時期はもちろん、それ以外の季節にもお勧めです。

    投稿日:2009/02/12

    参考になりました
    感謝
    2
  • 一緒に楽しめます

    • 豆たろうさん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子5歳、男の子1歳

    幼稚園の子供が大好きな絵本です。
    意外な展開に終始ビックリさせられます。
    語り口調も昔チックに読むと、子供も大喜びです。
    和尚さんの言葉にあまりにも素直なととさんの結末が心配になりますが、大丈夫!!
    ページをめくるたび、クスクスと笑う子供の笑顔が楽しくて、読んでいる方も倍楽しめる絵本です。

    投稿日:2010/07/23

    参考になりました
    感謝
    1
  • 気になり図書館に走りました

    • そらすずめさん
    • 30代
    • ママ
    • 島根県
    • 男の子3歳、女の子1歳

    子どもが幼稚園で読んでもらったと言って帰ってきたので気になりすぐ図書館で借りて読みました。
    ととさんがお寺の和尚さんに相談した結果、腹の虫を退治するために蛙を飲み、蛇を飲み、、、
    とお腹の中のものを退治するものを延々飲み込んでいく話です。
    リアルに想像すると無理だろと思うこともありますが日本昔話のようで最後は「なるほど!」と思えるオチでした。
    子ども達は絵のせいか怖いと言っていましたが私は面白いと思いました。

    投稿日:2020/06/11

    参考になりました
    感謝
    0
  • 子どもが大笑い!

    娘が何度も大笑いをしながら聞いていました。

    大人の私にとっては「そんなにおもしろい?」という印象がややありましたが、この絵本に娘はばっちり心をつかまれていました。

    絵本の魔力です。

    最後の展開にはとても驚かされました。

    投稿日:2020/03/17

    参考になりました
    感謝
    0
  • 息子のお気に入り

    4歳の息子に読んだのですが、かなり気に入ったようです。
    絵が印象的。
    そして、カエル、蛇、キジ、猟師…と飲んでいくのが楽しかったよう。
    鬼を飲んだときには、ちょっとびっくりしたようでした。
    ととさん、かかさん、おしょうさまの会話も面白いし、
    繰り返しだし、シンプルでわかりやすいのでしょう。
    欲しいです。

    投稿日:2015/06/14

    参考になりました
    感謝
    0
  • ありえなさすぎて笑えます

    節分ということで借りてきました。

    が、とっても面白くて面白くて・・・
    かえるから始まって、そんなの飲んじゃうの???というのまで
    飲みこんでしまいます。
    鬼なんて、普通捕まえて飲み込めないでしょ!!
    思い出しただけでも笑いがこみあげてきます。

    ととさんの情けなさ(失礼!)もまた面白い。
    かかさんに何度聞いても「おしょうさまにききなされ」なのに
    いつも最初にかかさんやぁと泣きつく。
    きっと何事もかかさんやぁ・・・のととさんなんだろうと
    変な想像までしてしまいました(笑)

    私のお腹がイタイときに、息子に
    「ママもかえる飲んだら治るかな?」と聞いたところ、
    「かえるがいないからダメだよ」
    と、今は冬でいないと冷静に返されました。
    かえるがいる季節だと、どう答えるのでしょうね。
    飲めと言われても困るのですが、また聞いてみたいです。

    とても気に入ったので購入を検討中。

    投稿日:2012/02/10

    参考になりました
    感謝
    0
  • 次女と一緒に読みます

    • 事務員さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子6歳、女の子4歳

    想像したら気持ち悪いけど
    作り話だと思えば愉快な絵本です。

    ととさんのお腹の虫を食ってくれるのはカエル。
    カエルを食ってくれるのはヘビ。
    という具合にだんだん大きなものを飲み込みます。

    「おしょうさんにききなされ」の部分は次女が読みます。
    字が読めないので暗記してるんです。
    かかさんがいう唯一の台詞で
    繰り返し出てくるので覚えやすかったのでしょう。

    投稿日:2011/03/23

    参考になりました
    感謝
    0
  • おもしろかった!!

    • JOYさん
    • 30代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 女の子8歳、女の子6歳、男の子3歳

     評価ランキングがいつも上位なので、読みたいと思っていました。

     他の「上位」のお話につられて、勝手に「感動する話」「泣ける話」と思い込んでいたのですが…。

     これは、娯楽の最高峰、といってもいいぐらいですね。ととさんとかかさんのやり取りも、キャラクターが見えてきておもしろいです。

     しまいには「かかさんやぁ」と言っただけで、「おしょうさまにききなされ」と片付けられてしまうところなんかは、落語のようなテンポの良さを感じます。そして、最後のオチも落語的。喜ばない子どもはいないですね。

     日本の昔話はどうしても、絵が地味なものが多いからか、イメージ的にしっとりしたものが多いからか、子どもは手に取りにくいのかな、と思っていたのですが、日本の昔話もおもしろい!!と必ず言ってくれると思います。

     我が家の子どもも、7歳の娘はどんどん次の物を飲み込んでいく繰り返しのシーンを、4歳の息子はもちろん最後のシーンを、とっても楽しんでいましたよ。

    投稿日:2010/10/06

    参考になりました
    感謝
    0
  • 奇想天外

    • 苺ママさん
    • 30代
    • ママ
    • 北海道
    • 女の子5歳、男の子2歳

    昨年お話し会で読みました。

    今年もいよいよ節分の季節、この本が色々なところで
    読まれて、わくわくする子どもたちが
    増えるのだろうなあと思います。

    このての同じ会話が繰り返しあるところなどは
    「ととさんがお腹が痛くなる時の
    お嫁さんと、和尚さんとの言葉」

    繰り返しあるところを変化をつけて読んだりすると
    楽しいかも。

    奇想天外のストーリーに拍手

    投稿日:2010/01/20

    参考になりました
    感謝
    0

件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 2 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

「かえるをのんだととさん」にみんなの声を投稿された方は、こんな絵本にも投稿しています

きんぎょがにげた / しろくまちゃんのほっとけーき / はらぺこあおむし / もこ もこもこ / うんちしたのはだれよ! / 11ぴきのねこ / がたん ごとん がたん ごとん / ぐりとぐら / おつきさまこんばんは / ねないこ だれだ

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



いくつのえほん掲載絵本児童書一覧

全ページためしよみ
年齢別絵本セット