ちょっと寂しいこと、辛いこと。
そんなことのあったとき、心のなかにいる秘密のお友達アルド。
アルドがいるだけで、へこたれずにいられる。そんな秘密のお友達。
子供だって毎日楽しいわけじゃない、いろいろあるよね。
暗い背景に浮かぶアルドと女の子。
文字のないページに心情を表すような背景の色・・・
言葉はない・・。けれど何か伝わるものがあります。
黙ってそばにいてくれる存在。
そんな存在を信じることもいいんじゃないのかな。
最近、幼稚園でお友達とうまくいかずにポツンとしてしまったりする
息子・・・この女の子ほどまだ凹んではいないようですが
ちょっと心配。
でも内面を磨いて逞しくなっていって欲しいいなぁと思います。
こんな時期もあるんだろな。
この絵本を読んだときの息子にはっきりとした反応はありませんでしたが・・。
私は、なんだかアルドって守護霊みたい・・・と思ってたら
あとがきの訳者・谷川俊太郎さんがまさに同じことを書いておられて
びっくりしました。
ちなみにこの絵本は同名の旦那さまのいる友人にプレゼント。
とても喜んでくれました。