娘は絵を描くのが大好きで、暇さえあればなにか描いているのですが
おひめさまを描いたことがありません。小さい頃、おひめさまばかり
描いていた私はすごく不思議なのですが、どうも、娘はおひめさまには
興味がないようなのです。
この絵本はおひめさまとは言っても、手作りのおひめさまだから
どうかな?手作りすることも大好きな娘は刺激を受けるかな?と思って
読んでみたのですが、やはり、心には響かなかったようで。
おひめさまをごみばこに捨ててしまうシーンでは怒ったりもしていま
したが、それはおひめさまが好きということではなくてひどいことは
許せない、といういつもの娘の感情でした。
ただ、読み終えたあと、おひめさまとはまるで関係ない絵は描いては
いたのですが、その中に「うさこちゃんとお洋服」の絵などはあったので
もしかしたら「おひめさま」という言葉が娘にはおもしろくなかった
のかもしれないなあと思いました。
「おひめさま」には、ただすましているだけの、なにも冒険もない・・
みたいなイメージがあるのかもしれないなあ、娘にとって(そんな
イメージを与えたおぼえはまるでないのではありますが)。
だからもしかして「わたしのねこちゃん」だとかなにか違う言葉が
はいっていたならば、もっと刺激を受けたのかもしれないと
想像する母であります。