図書館から借りてきて、4歳と9歳の娘たちと読みました。
小さな森の中の小さな家で生まれた、
小さいしろうさぎとおとうさん、おかあさんの日常を描いたお話です。
何気ないストーリーの中に、
小さいけれど、かけがえのない幸せがたっぷり詰まっているお話でした。
悲しい出来事は何ひとつ出てこないのに、
胸がつまって、涙が出ました。感動しました。
しろうさぎのあどけない姿に娘たちの幼い頃を思い出し、
一つ一つの出来事が愛しいものだったことを思い出しました。
2〜3歳くらいのお子さんがいる方が読んだら、なおさらジーンときちゃうんじゃないかしら。
とにかくしろうさぎが可愛くて可愛くて、
そしておかあさんたちの愛情の深さに感動してしまいます。
しろうさぎが愛情に包まれて、なにも心配いらないことがひしひしと伝わってくるお話です。
4歳の次女は、しろうさぎの「えらい?」の台詞が大好きで、
自分も何かすると「えらい?」と真似していました。
次女も9歳の長女も、しろうさぎちゃんが『がぶり』としたシーンに
ケラケラと笑っていました。
「君たちもそういうことしたんだよ、昔は・・・(笑)」と思いつつ、
とても温かい気持ちに包まれました。
お子さんに読んであげるのにもとても素敵な本ですが、
お父さん・お母さんが自分のためにゆっくり読むことを私はお薦めします。
胸が熱くなりますよ。
酒井駒子さんの絵もとっても素敵で、いろんな方にプレゼントしたくなりました。
もちろん自分用にも購入しました。
届くのが楽しみです(^^)♪