この春息子が夢中になった「たんぽぽ」。
毎日毎日、幼稚園の行き帰りや出かけた先で
たんぽぽを見つけては、摘んだり綿毛を飛ばしたりと夢中でした。
そしてついには、咲いているたんぽぽだけでなく、
閉じてしまって綿毛になる前のたんぽぽを選んで摘んできては、
家で綿毛になるまで観察する懲りよう(笑)。
そこで図書館でこの本を借りてみました。
たんぽぽの一生、生態が見事に描かれています。
花びら一枚一枚、根っこの長さなど、
口では上手く説明できなかったことも一目瞭然です。
息子はまるで本物のたんぽぽを観察するような目で、
食い入るように見て(読んで)いました。
一つの植物について深く知ることができ、親の私も勉強になりました。
たんぽぽを通じて、親子で春を満喫できたような気がします。
子供の身近な疑問、「知りたい」という欲求を充分に満たしてくれる、
親子で楽しめる科学本だと思います。