表紙の可愛らしい絵に惹かれて手に取りました。
とことこちゃんという女の子が主人公。
パン屋さんに行ってパンを買おうとすると『ごめんなさい、もう へいてんです』と。
ジュース屋さんに行ってもケーキ屋さんに行っても『閉店』と言われ・・・。
女の子うけする絵とお話ですよね。
パン屋さんやケーキ屋さんなど、色々な商品が並んでいて、「どれにしようかな〜?」と自分だったらどれを買うか選びながら読んでいったので楽しかったです。
パンがずらーっと並んでいるにも関わらず、「閉店です」と言われた時には娘も私も「なんでー??」と不思議がってしまいました。
でも次々に「閉店」と言われ、これは何かあるんだなと・・・。
そしてラストで、そういうことだったんだぁと納得。
友達想いの優しい仲間たちだったんですね。
余談ですが、ふくざわゆみこさんの「のねずみチッチ」を最近読んだばかりだったので、お話の流れが似ていてびっくり。ストーリーはとても似ているのに、作家さんが違うとこんなにも印象が違うんだなぁと面白かったです。