図書館で偶然見つけ、借りたら、親子共々気に入って、シリーズ3冊とも、返してはまた借り、を繰り返し続けました。当時は、絶版だった?らしく、どこの本屋さんでも手にはいらなかったところ、絵本ナビで見つけて購入でき嬉しく思っていました。ほかの2冊も買えるようになったんですね。
男の子をお風呂に入れるのも大変なら、出てからも大変です。確かに、うちの息子も二人、いつまでもはだかでうろうろしていましたもん。特に夏は。
「はやくパンツをはきなさーい」も何度言ったかわかりません。
どこの子も開放感で、いつまでもはかないものなのでしょうか。
この本を読んでから、それも仕方ないかな、と、ある程度おおらかになれました。
はだかのまま外にでてしまうあたり、衝撃的でした。すると出てきた出てきた犬の忍者たち、という設定にも笑えるし、しかも町行く人たちが、すっぽんぽんのすけを知っていて、特別扱いを受けているところも「なんでやねん」と子どもは毎回ツッコミを入れていました。
すっぽんぽんのすけの術にも子どもたちは大喜び。
最初から最後まで、自由すぎるすっぽんぽんのすけの冒険?がおかしすぎて、パンツをはかないことくらいで真面目に叱るのもばかばかしい、というか。
「はやくパンツをはきなさーい」と頭ごなしにしかるよりも、「あっ、すっぽんぽんのすけだ」と、ささやいたり、「すっぽんぽんのすけさま、ささ、どうぞ」と着替えを差し出したりすると、子どもも恥ずかしいみたいで、わりと素直に洋服を着てくれるようになりました。