「クリスマスにはおひげがいっぱい！？ほんとのサンタさんの話 」 ５歳のお子さんに読んだ みんなの声

大好きなデュボアザンの絵で描かれたクリスマス絵本。表紙の見返しを開いてすぐ、たくさんのサンタさんの姿があります。あまりにかわいらしい光景に、心もウキウキ。
確かに１２月に入ると、街のあちこちでサンタクロースをみかけます。「なんでたくさんサンタさんがいるの？ひとりじゃないの？」と私も子どもに聞かれたことがありますが、そんな子どもの素朴な疑問にこたえてくれて、しかも楽しくかわいい。サンタさんの言葉がちょっとなまっているので、読み聞かせするのはちょっぴり難しいのですが、気分が乗ると怒ったサンタをノリノリで演じるのも楽しいです。
デュボアザンの絵は見るだけで多くを語ってくれるので、パラパラとページをめくって絵を追うだけでも十分楽しめます。我が家の３歳の末っ子長男、５歳の次女、８歳の長女、そして私、みんなこの絵本が大好きで、クリスマス時期になると、それぞれが時折こっそりと本棚から引っ張り出して、楽しい絵を堪能しています。

かなり昔からあるお話なんですね、これは。
全然知らずにきましたが　今回タイトルに惹かれて借りてみました。

本物のサンタさんは一人しかいないのに
街中には　にせのサンタさんが多すぎる！！！とおかんむりの本物サンタさん。
次々と偽者のヒゲを取り上げて回る姿がとっても子どもっぽくておちゃめだなあと思いました。
最終的に奥さん（は普通の格好をした女性です）にたしなめられて
しゅん・・・となっちゃうところも
なんとも愛嬌があるなあと思います。
人間味豊かなサンタさんをお好みの方はぜひぜひ読んでみてくださいね。
デュボアザン氏の線の細い優しいタッチもなかなかですよ。