信号機のぴかくんが主人公です。
夜中は黄色の点滅信号をつけたまま寝ているぴかくん。
朝になったら、警察官がぴかくんを起こしにやってきます。
それから一日、大忙しのぴかくん・・・あまりに忙しすぎて、ついに???
ぴかくんの一日を追いつつ、お話のなかで信号の見方をしっかり教えてくれているこの本。
親が口うるさく交通ルールを教えるよりも、すんなり入っていくような気がします。
信号って、子どもにとっては結構小さいころから気になる存在なのではないでしょうか。
この本、我が息子も未就園のころから大好きでした。
先日、幼稚園の読み聞かせ会で年中さん相手に読みました。
途中で口々に「赤のときは渡っちゃだめだよねー!」などと声が上がり、幼稚園児くらいになると交通ルールもしっかり理解できているので、ぴかくんの混乱ぶりがより楽しめたようです。
ストーリーを楽しみつつ、押し付けがましくなくルールを教えてくれる、いい絵本です。