新装版 ゆきがやんだら(Gakken)
一面真っ白の雪景色で、心が温まる親子のおはなし
どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)
日本語版刊行30周年♪想いのつよさをくらべっこ♥
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なんとなく苦手な人が出てくるお話しも大切だと思いました。 きつねくんはヘビさんが少し苦手です。 冬眠の前にお別れの挨拶ができず、後悔していました。 春を迎えて、オオカミさんとキツネさんは無事ヘビさんに挨拶ができお友達になりました。
投稿日:2023/10/19
冬になるお話。他の動物たちとしばらくのお別れです。クマとはともだちだけど、ヘビとは・・・。よく分からない存在で、なんとなくしか君のことを知らない。なかなか「またね」と声をかける勇気が湧いてきません。仲良しのオオカミと遊びながらも心の中できちんとヘビくんが冬眠できているか、キツネ君は心配をして・・・。春を待ちわびるお話です。
投稿日:2020/10/12
5歳の息子に読んでやりました。オオカミくんが友達なのに、へびくんも気になるキツネくん。気になってしょうがないのに、友達になろう!という一言がでずに、冬眠を迎えてしまいます。一冬いろいろと考えた挙句に・・・。キツネくんの心の動きを丁寧に描いていていい絵本だと思いました。決して無理な展開をさせることなく、じっくりと向かい合って見守って、結果を出していきます。そこには勇気も必要だし、自分の気持ちに素直に行動することも必要。勢いに任せていないのが、このストーリーの不思議なところだと思いました。息子はにゅーっとへびくんが起きたときに登場するキツネくんの顔に反応し、毎朝このスタイルで起こすことになりました。息子もキツネくんの気持ちに寄り添うことができたみたいで、ほんわかしましたね。
投稿日:2013/03/09
へびさんの気持ちわかるな。 ちょっとタイミングがずれちゃって天真爛漫に挨拶できずに もじもじすればするほどハードルがあがっちゃって… しまいにはちゃんとあいさつできないまま冬眠することになります。 そして冬眠中も後味の悪さから冬眠から覚めたらだーれもいなくなっちゃうっていう夢まで見ます。 そんなへびさんに気づきながらも もやもやした気持ちを払しょくできずに挨拶して冬眠に送り出してあげれなかったきつねも気になっています。 そして冬眠から覚めたへびさんをきつねが迎えます。 とても温かい言葉で… なんだか私の目頭が熱くなってしまいます
投稿日:2012/06/25
このシリーズは家族みんなで大ファンです。 いつも、にんまりしたり、しんみりしたり…。 今回はきつねと今までフューチャーされていなかった?ヘビの 心のやりとりが描かれています。 優しく繊細なきつね、なんとなく苦手で、でも 仲良くなりたいヘビにちょっとずつ心を寄せていきます。 そういうことって、オトナもコドモも思い当たりますよね! きつねとヘビの握手のくだりは息子とハイタッチしながら 読みました。 このシリーズ、もちろん内田麟太郎さんのお話もステキですが、 降矢ななさんの絵がとても内容に合っています。 絵のアングルにも臨場感があってまるで映画を見ているような 気分になります。
投稿日:2012/06/20
このシリーズの中で娘が初めて出会ったのがこの作品でした。 通っていた幼稚園のおゆうぎ会で年長さんが動物たちのセリフを読みつつスライド上映したのです。 これをきっかけにこのシリーズを読んでみようと、図書館から次々に借りてきました。 新作が出るたびに、お互いの気持ちが言葉にしなくても理解できるようになっていっているオオカミとキツネ。 時が流れ二匹の友情はますます深まっていますね。 読んでやりながら娘の表情をみると、年賀状書きのシーンでは「あけたらしめましょう」に大笑い。けれど、キツネがヘビへの年賀状が書けなかったりするなど、自分が予想していたのとちがう反応をヘビやキツネがしめすと、目を見開いたり、表情がこわばったりしています。 冬眠から覚めたヤマネの「お…は…や…ね…。キ…チ…ノ…さん」には、面喰っていました。「まだ ねぼけています」と続きを読むと、「そうかぁ」とわかったようでまたまた大笑い。ラストシーンの ♪しっぽがぴこぴこ♪のうたには大喜びでした。 おやじ系ダジャレから「しののん しののん」と降る雪の描写まで、内田麟太郎さんが見せる様々な表現は子どもも大人も飽きさせませんね。 降矢ななさんの絵は 今回登場したヘビの心をうつしたあれこれのシーンが特に心に残りました。 娘のくるくる変わる表情を見るだけで、どれだけこの絵本が彼女の心をとらえ、キツネやヘビたちと同じ体験をしてくれたか…よくわかります。
投稿日:2012/06/15
キツネってセンシティブだなあって思いました。 まあ、ともだちをつくろうとして「ともだちや」を始めたりしたことも あるくらいだから、センシティブなのは当たり前でしょうか。 そのキツネに負けず劣らずセンシティブなヘビ。 みんなとの、冬眠前のおわかれの挨拶にも出ていけません。 さびしい気持ちで眠りに入ってしまったから、寂しい夢まで 見てしまうし(哀)。ほんとにつらかっただろうなあ。 私はヘビほどセンシティブでは全然ないですが、なにか気にしていると 苦しい夢など見たりするので、つらい眠りの気持ちはよくわかります。 いろんな性格のひと(この絵本では動物や爬虫類だけど)がいます。 だから、「ともだち」になる始まり方だって、挨拶の仕方だって いろいろあるんですよね。 春の日差しの中、キツネのドアップを見てうれしかったー。 この瞬間、私は間違いなくヘビでした(笑)。 私が大好きなオオカミさんは今回脇役でしたが(笑)、やっぱり 素敵。能天気だけど、まっすぐで優しいからキツネとヘビの 気持ちもさりげなく汲んであげたりして。 ともだちってほんとにいいなあ。 あんまりセンシティブでもなさそうだし、人見知りでも全然ない我が娘が 「ヘビさん、ほんとはキツネさんとなかよくしたいんだよね」と 言ったのには驚きました。ここのところ、このシリーズをたんまり 読んでいるので、いろいろなひとの心の機微みたいなものがわかって きたのかしら? また、「みんなと仲直りして遊んだよ」「○○ちゃんと友達になったよ」 とも言っていてこれまたびっくり。仲直り・・って喧嘩はしてなかった はずだが(笑)。そうして友達になったという子はおんなじクラスの やはりセンシティブな子なのですが、声をかけたんだねえ。「おれたち ともだち!」シリーズの影響を受けてるな(喜)。 私も影響を受けていて(笑)。絵本ナビにて『ともだちごっこ』を購入 してしまいました♪ それからキツネのモードがいいわあ。今回最後のあたりのファッションは 蕗の薹?ちょっとそのうち娘にコスプレさせてしまいそうです(笑)。
ユニークな絵と楽しくてあたたかいストーリーが魅力の『おれたち、ともだちシリーズ』。 このシリーズは、我が家ではみんなで揃って読むのが定番です。セリフをうたにしたり、 ワイワイ楽しく読むことが出来ます。 今回は、自分と異なるものとの友情がテーマ。外見も生活スタイルも違うへびとキツネが、 お互いに気になりながらも声をかけられないでいる感じ、なんだか自分にも思い当たるところがありました。 なんとか打開策を見つけ、無理せず自分ができる範囲で友達付き合いをしていくキツネの姿に好感がもてます。 新学期で子どもも親も新しい出会いのある季節。 思い切ってじぶんから声をかけてみようと勇気がでてくる絵本です。
投稿日:2012/04/12
自分から声をかけるって、シャイな人には結構大変なことなんですよね・・・ でも、相手のことを気にしていないわけじゃないんです。 人見知りする私は、キツネの気持ちがよーーくわかりました。 一方、生まれてから一度も人見知りをしたことのない我が子。 はたして、このお話を理解したのかどうか・・・ 春の訪れとともに、キツネとヘビにも、あたたかいつながりができて、良かったと思いました。
投稿日:2011/06/02
”ともだちや””あしたもともだち”は知っている息子。 「あいつってクマさんのことだよね!」と、 本を読む前から知ったかぶりしていました。 (”あいつ”はクマさんではありません) 冬眠する動物たちとしばらくお別れの キツネとオオカミさん。 キツネは”あいつ”に冬眠の挨拶が出来なかったことを 冬の間ず〜〜〜っと気にしています。 春が来た時”あいつ”に挨拶をするシーン(p26・27)が大好き! 子どもたちに一度目をつむらせて 目を開けた時に、このページをぐいっと近づけて見せ、読みます。 冬眠中に一人ぼっちの寂しい夢を見ていた”あいつ”が この時どんなに温かな気持ちになったでしょう!! ともだちっていいですね!!!!! キツネが中心のお話ですが、 オオカミさんのコミカルな動きがとても良いです。 悩んでいるキツネに比べ 悩みのなさそう〜な、自信たっぷりのオオカミがイイ。 でもオオカミさんの優しさもちゃんと伝わります。 くまさんの冬眠前と後の体型の変化にも注目。 キツネの季節感あふれる服にも注目。 絵も見ごたえがありお気に入りです。
投稿日:2008/10/15
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