今のマンションに引っ越してから、歩いて行くには少し遠くなった銭湯。以前のようにしょっちゅうは行かなくなってしまったけど、近いうちに家族で行こう!と思わせてくれた一冊です。この絵本を読んだら皆さん行きたくなるんじゃないかな。
銭湯好きの娘も、もちろん「なぁ、あした銭湯いこー!」と言ってました。
細部まで細かく、前のページに戻ったりしながらじっくり見ていました。はしゃぎ過ぎて、よそのおじいさんに叱られる子供達(その次の絵ではおじいさんの目はにっこりと笑っていました。昔みたいに誰もが子どもを叱れるっていう時代、いいですよね。愛情があるから叱れる。いいなぁと思います)、日焼けのあとのついた子ども達にお尻、いれずみのおじさん、息子らしき人におんぶされながらニコニコと入ってくるおじいさん(この光景も素敵)、あっちゃんのブリキの金魚のおもちゃ、頭にかぶるタイプのドライヤー、などなど娘の関心をひくものだらけです。もちろん、お風呂上りのお楽しみの飲み物も!
親子で色んな会話をしながら読める絵本です。
お風呂上りのポカポカした子どもの上気した笑顔を想いながら、あたたかい部屋で子どもとあたたかい時間を過ごせる、素敵な絵本です。