『ともだちや』シリーズ、第11弾。
『ともだち』『なかま』について、またまたじっくりと考えることができました。大好きなシリーズです。
『ともだちや』から、全て、何度も何度も、読ませていただき、レビューも全冊書かせていただいたほど、
のめり込んでいます。
今回は、新しくコダヌキくんが、仲間に加わりました。といっても、最初は、オオカミさんが怖くて怖くて、
近づけないのです。そうとは知らないオオカミさん、一生懸命アプローチをして、その結果、ガックリ…
その気持ちの移り変わりがわかりやすく描かれているので、お話を聞いている子どもたちも、オオカミさんの
気持ちになって、心配したり、悲しい気持ちになったりしていました。
いろいろな名言も出てきます。オオカミさんの意外な一面にも気づかされます。ミミズクのおじいさんの
ひとことも、またまた素敵です。このお話も、また、何度も読んであげたいと思います。