なんだか懐かしさのある素朴な夕飯の風景が広がります。
美味しそうに焼けたさんまの表紙を見るだけでも、なんだかよい匂いがしてきそうです。
ページを開けば、商店街の懐かしい風景から始まり、どこの家でもみんなが食卓を囲んで楽しい食事タイムです。
最近では、こんな風に家族で食卓を囲むのも少なくなっているかもしれません。
カレーが鍋ごと食卓にあがってよそっている家庭は少ないですよね。
でも、なんだか昭和を感じさせるホッとする一コマがそこにあります。
手作りの美味しい夕飯だけでなく、出前お寿司なんかも登場してきます。
この絵本はさりげなく、ネコ目線で描かれていて、どこのページにも猫が夕飯風景を見ています。
思いっきり息を吸ったら本当にいい匂いがしてくるのでは?と思うほど美味しそうな夕飯タイムが描かれていました。