「ニワトリぐんだん」 ６歳のお子さんに読んだ みんなの声

子供達が小さな頃、お祭りで買ったヒヨコを４年ほど飼っていました。
キリリとした顔立ちの、立派な白色レグホンのオスに育ったピヨコは我が物顔で庭を闊歩していました。
自分より弱いとみるや、ススススっと近寄り、力強い足蹴りで攻撃してきます。
息子の背中にはくっきりとピヨコの足型が・・・・・・。
それでも、庭から出ることは決してなく、人の与える物は疑うことなく食べ、砂浴びをする姿は愛らしく、大好きでした。
この絵本のにわとりはピヨコそのものです。
ピヨコを食べることはできませんでしたが、私たちは毎日、にわとりと卵をおいしく頂いています。
あたりまえすぎて、にわとりが牛や豚のように生きていたことさえ忘れてしまってはいないでしょうか。
から揚げも、焼き鳥も、親子丼も、元気で立派なにわとりをいただいて私たちはパワーをもらっているんだよ。
と、言わなくとも、このパワフルな絵本を歳の初めのお話会で読みたいと思っています。

何だか迫力があり過ぎてちょっと圧倒されてしまいました。すごいですね、ニワトリぐんだん！こんなに強力なニワトリが本当にいたらすごく怖いかも、といろいろ本を読みながら想像してしまいました。何だか映画のワンシーンを見ているような、そんな気持ちにもなりました。それくらい迫力のある絵本で本当にびっくりでした。鶏を使った料理を食べて戦うなんて本当にユニークで、私は唐揚げとか大好きなので、思わず私も参加したい！って思ってしまいました。楽しくてお腹が空いてくる、なんとも迫力のある絵本だと思いました。

ニワトリ軍団、大迫力だなあ。
来られたらいやだなあ。
しかし、これは好みがわかれそう。
食育絵本としては不向き。
でも、ユーモア絵本と割り切って読めばおもしろいですよ。

息子は好き嫌いがほとんどないのに、なぜか鶏肉だけはかなり苦手。
子どもはみんな大好きな唐揚げも毎度残そうと必死。
「今日はインフルエンザの注射をしたから、唐揚げはちょっと」
などと意味のわからないことを言うくらい。

こんなに鶏肉を食べなければいけない状況は、息子には地獄です。
人類が滅亡してもよいと思うかもしれない。
もしかしたらもしかしたら。
人類のために鶏肉を食べるのかもしれない。
どうなることやら見てみたい気もするなあ。
ニワトリ軍団襲ってこないかなあ。

ニワトリは比較的身近な生き物だけに，リアルにも感じ怖かったです（苦笑）。
「ニワトリぐんだん」VS「人類」にような展開は，ちょっとした映画のような感覚にも思えドキドキしました。
そしてオチにも，その手があったか！と思っちゃいました（笑）。
リアル感もありユーモラスでもあり，面白い絵本でした！

個人的にはあまり好きではないです。
ちょっと、どぎつい感じで、にわとりさんに申し訳ないような気がして。私としては、絵も苦手な部類の絵です。

ただ、子どもは喜んでいました。というか、すごくうけてました。
戦隊モノが好きな男の子にはわくわくする内容かもしれません。

なので、個人の好みなんでしょうね。