ふしぎな はこ(評論社)
箱のなかにはいっているのは?!
世界の国からいただきます!(徳間書店)
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読んだ後の、私の「かわいそうだね。」などという言葉が全然意味のない言葉に思えました。子どもは珍しく、ただ黙っていました。じっくり自分の中で考えているようでした。 この絵本は、子どもが、学校で教えてもらったようで、市の図書館で自分で見つけて借りてました。 私自身が知らなかった事もあり初めて読んだので、心につきささるようなつらさと、心の奥に訴えかける絵本でした。たくさんの子ども、大人に読んでほしい、私もそう思いました。
投稿日:2014/09/08
おすすめの絵本だということで、図書館で借りてみました。 娘が一人で読んで『この本とても悲しいからもう読みたくない…』と一言。私もすぐに読んでみましたが、ほんとうに重く悲しく、気持ちがどんよりしました。 とても考えさせられる内容で、避けては通れない題材なのですが、1年生の娘には読ませるのは少し早かったかなと思います。 もう少し大きくなってからもう一度薦めてみようと思います。 いじめの教材としてはとてもいい絵本だと思います。
投稿日:2013/09/14
読んでいたときも暗く沈みがちなストーリーだったが、松谷さんのあとがきを読んで、もうひとつ深い衝撃を受けた。 実話だそうだ。 今年1年生になった娘は、読んだ後、毎朝の10分間読書の本に、この本を選んで持っていった。 実は娘は最近、嫌な言葉を投げかけるグループに目をつけられている。 娘にはたくさんのお友達がいるので、今のところ深刻な状況ではないが、そういう状況を隠さずに直ぐ私に話してくれた娘。 私の真価が問われているのは今かもしれないと考えさせられた一冊だ。
投稿日:2011/07/03
まず私自身が読んで、涙がポロリ。胸がつまって息苦しくなりました。 さてさて、6歳の子に読んで聞かせるべきか、少し迷いました。 男の子でお友達とようやく遊び慣れてきたころです。けんかはあってもまだ「いじめ」という概念はおそらくあまりないと思います。 早いかもしれない・・・そう思いながらも何を思うだろうか、いちかばちか読んでみました。 内容はよく理解していたようで、話が進むに連れてどんどん布団に潜り込んでいってしまいました。最後は目だけが布団から見えてる状態。 読み終えても、何も言いませんでした。 よんでよかったかなぁ。って聞いたら「うん」とは言っていました。 でも、やはり少し衝撃的過ぎたような気がしています。
投稿日:2011/02/26
とても厳しく、いじめについて考えさせる絵本です。 いじめを知らない小学校1年生の息子には難しすぎて、なんだか怖い。という印象だけで終わってしまいました。 でも詳しく聞かれてもまだうまく説明できる自信がなかったので、もっと大きくなってからまた読んであげようと思い、しまっておくことにします。
投稿日:2018/04/29
読むことをためらってはいけない絵本です。 子どもたちは、小さな胸でしっかり受け止めてくれると思います。 教室でいじめがあってもなくても、です。 息子は1年生の時、担任の先生に読んでいただきました。 涙を流していたことを後で聞きました。
投稿日:2008/09/18
この本を読んで、なにか強いものを感じました。 それは、作者の「伝えようとする意思」なのかもしれません。 「いじめ」というのは、当事者にとって、どんなにつらいものなのか。そして家族にとっても・・・ 本の中で、何年もの時が過ぎていきます。 でも、この「わたし」の家族だけは、まるで、時が止まったように感じられます。重たい時間の中で、どんな生活をしていたか、考えるだけでも、胸が苦しくなります。 誰もが、みんな弱い面を持っていて、「自分」を正当化するために、他社を集団で否定したりします。 でも、「みんな弱いから」では、言い訳になりません。 いじめの残酷さを、心に刻みこみ、実際の生活で、相手の気持ちを創造しながら、他社と接することが出来ればいいですね。 たくさんの、子供たちに読んでほしい絵本です。 大人にも、とっても良い本だと思いました。 1年生の息子には、少し早いかもしれませんが、機会を見て読んであげたい絵本です。
投稿日:2008/07/01
ある日、学校から帰宅した息子が、教室の本棚で見つけて読んだという 絵本の話を聞かせてくれました。 「『わたしのいもうと』っていう絵本で、女の子が死んじゃうんだよ。」 女の子が死んでしまうというストーリーの絵本!? 気になって早速図書館に予約して借りて読んでみました。 それは、悲しく寂しい、いじめにあった女の子の話でした。 いじめによって人生を変えら、ある日ひっそりと人生を終えた妹のお話。 ちょっと違うというだけで、クラスのみんなに笑われ、 いじめられ、ののしられ、くさいと言われぶたと言われ、 体にはつねられたあざがたくさんできていた、妹。 クラスのみんなに背を向けられた妹は、家族のことさえも 振り向くことが出来ないまま、亡くなってしまいます。 この絵本を手にとった息子の心理はわかりませんが、 家に帰宅してまで覚えていて、私に教えてくれたということは、 ものすごく衝撃的な印象強い絵本であることは感じたのだと思います。 決して顔を見せない妹のイラストが、優しいタッチの絵で描かれているのが 逆に切なさを増幅させているように感じました。 学校から「いじめ」という言葉が消えて無くなりますように。 学校で是非取り上げて読んで欲しい一冊だと思います。
投稿日:2008/05/23
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