ぼくとジェームズは本当に仲良しだった。
でもジェームズはいつもいばりんぼうだから、もう遊ばない。
「ともだちやめる」ってジェームズに言ってやろうと出かけますが…
黒白赤緑のみで描かれていて派手さはないし、
15cmほどで小さく、目立つ絵本ではないですが、とってもいいです。
二人が仲良かった時の本当に楽しそうな雰囲気。
プリプリ起こっている子どもの顔。
表情が豊で子どもがイキイキしています。
子どもって、”アノコ気に入らない”と文句を言っている子と
いつも一緒に遊んでいたりすることがよくあります。
引っかかるものがあるなら離れればいいのに…
でも、一緒だと楽しいんだよね〜。友達だもん。
たまには喧嘩だってしちゃうよね。
ケンカも些細なことでするし、仲直りのきっかけも些細なこと。
”ぜっこう”って言葉も懐かしかったな。
子どもってこんな感じだなぁと思い出させてくれる絵本でした。
「何で仲直りしたの???」と一年生の息子は
最後があまり理解できなかった様子でした。
「雨が止んだら一緒に遊びたくなっちゃったのかな?」
そんなふうに答えておきました。
子供よりも大人が子ども時代を思い出すのに良い絵本なのかな?