私的には、息子に読んであげたい一冊として買ったのですが、2歳の息子には、まだわからず、最近娘に読み返しました。
6歳になり、反抗期なのか、最近「ママのこときらい」と言うようになりました。
年中ころまで、そんなこと言った事なかったのに、そういわれると、さすがにショックです。
「そんなママがきらいなら、ママのどこがきらいか、これみたいに『わたしママのこときらい』って本かいてくれれば?」
読み返すと、いきなり最初、「休みの日、いつまでもおきてこない」に、「これはパパやん」
読みすすめても、イマイチぴんとこないようだったのですが。
最後「ボク」がでていくと、ミョーに心配顔になりだし、「でも、すぐ帰ってくるからね、公園いくだけだからね!!!」
「○○も、ママきらいなら、でていく?」と、ちょっとイジワルを言ってみた。
「うううん!帰ってくるもん、早く、次みてみて!!!」
とにかくなにがなんでも、「ボク」には「ママ」のところに帰ってきて欲しい様子。
何事にも最近反応が素直でない娘なのですが、やっぱり、「ボク」は大好きなママの元にいるべきなんだ、という切なる思いがあったようです。
「ホラ、ね!帰ってきた」
絵本を通して、いくら「キライ」といっても、やっぱり母娘の絆はゼッタイである確認を、なんだか子どもより私が求めているような、一冊なのですが。
まだ文を話せない息子が、「ママと結婚したいのに」って、すねてくれるのはいつの日なのか、ずーーと息の長い一冊になりそうな絵本なのです。