こちらのサイトで、今、話題の本というので、先日、手にとって読んで見ました。一年生の男の子が主人公で、一人称で、おはなしは進んでいきます。
読み終えた後、まず、「ごめんね、お母さんが悪かったね・・・」が浮かびました。
この本は、親や、先生に反省を促す絵本ではないでしょうか・・・。
子どもを一面的に捉えてばかりではいけませんよって、作者は言ってくれているのですよね。本当に、大人の心にジーンと来る絵本です。
絵本にお金を出すのは、結局、大人だから、大人の心をひきつける本を書くことが、先にですぎちゃったのでしょうか。
確かに、この本を読んで、共感する子どももいるでしょう。
でも、ちょっと待ってほしい。自分の心の中のもやもやしたものが、はたして、この一面的な捉え方にあてはまるんだろうか・・・。
「僕のもやもやしたものは、これなんだよ、お母さん」って、与えられた応えに、簡単にとびついてしまいかねない・・・そんな危機感を覚えました。
これって、考えすぎでしょうかね・・・。