「せんたくかあちゃん」 ６歳のお子さんに読んだ みんなの声

肝っ玉母さん、いや、かあちゃん、という言葉は、せんたくかあちゃんの為にある言葉じゃないのかというほどに豪快！あまりにも豪快すぎて清々しい。
そんなせんたくかあちゃん。
そりゃ、お天気のいい日はみんな洗濯を干したくはなりますが、かあちゃんはみんなのそれとは比べものになりません。
洗濯板で家中のものを片っ端から子供やネコ、犬まで洗っちゃう。
干している様子はもう圧巻！
かみなりが来たってへっちゃら。だってかみなりさままで洗っちゃうんですから。
最後は大変なことになりましたが、かあちゃんは動じませんでしたね。かかってこい！
あっぱれです、かあちゃん！！

読み聞かせは本来、感情を込めすぎたり声色を変えて読んではいけないそうです（子供達の想像力を奪うので）。
だがしかし！とにかくこれを読むとき、は豪快な母ちゃんになりきって読まずにいられません！
いれるもんですか！

太い腕で洗濯物を次々に洗う母ちゃんに、読んでいる私の心まで洗われていくようで、スッキリ気持ちがいい絵本です。
森に洗濯ロープを張りまくって何でもかんでも洗って干しちゃうページには「おいっっ！」と突っ込まずにはいられない。子供達まで干しちゃうんかい！裸んぼで！
きれいになった雷さんの顔、可愛いじゃん！

最初から最後まで母ちゃんが豪快で、スッキリ楽しくてたまらない。
子供の頃から大好きな絵本です。

同じさとうわきこさんの本ということもあり、ばばばあちゃんを思わせるようなかあちゃんのキャラクターでした。

元気で豪快な洗濯好きかあちゃんの洗濯姿は、・・・なんとたらいに洗濯板！手洗いでこれだけの物を洗うのですから、本当に洗濯好きなのでしょう。

それにしても、服や布製品だけでなく、あんな物もこんな物も何でも洗ってしまうのには驚きです。そして、かみなりさまの洗濯後の姿にもビックリ！

私が一番好きな家事が、洗濯なんです。
と言っても、かあちゃんのように洗濯板で手洗いとは頑張っていないのですが。

お天気のいい日に、シーツやカーテンをどんどん洗って、お日様の力でからっと乾くことは、本当に気持ちがいいです。
かあちゃんは「ラムネのんだみたいに　すっきりする」と言っています。なるほど、そんな感覚かもと思いました。

子供のお気に入りは、見開きいっぱいに洗濯物が干してある場面です。
「子供も干しちゃってるよ」「うきわ見つけた」などと言いながら、楽しそうです。

「くもりのちはれせんたくかあちゃん」は読んだことがあって、面白かった印象があり、こちらも借りてみましたが、私も子供たちも、こちらに一票！断然笑えました。
ごうかいなかあちゃんにかかると、かみなりさまも、あらら全然怖くない、どころか、かわいらしいかみなりさまになってしまってまあ、という感じです。
干された洗濯物の中には思わず、え、こんなものものあるよ、と宝探しみたいに楽しめます。

これは6歳の娘のお気に入り。６歳にしては簡単なストーリーなのですが、なんともピースフルな絵本で、大好きなようです。寝付きがいいので、これを1冊読めば満足して寝てしまいます。なんともこのおかあちゃんの性格がいいんです＾＾このかあちゃんのシリーズを集めたくなる程です＾＾