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触っちゃダメ!って言われているのに触ってしまい、うっかり壊してしまったママの真珠の首飾り。 慌てて隠しますが、気になっていられない。 言いたいけど言えず、嘘をついて、嘘を一つつくたびに出てくるおばけ。 嘘って一つだけのはずが、隠しているうちにどんどん増えていく・・・ 嘘をつくってとってもしんどくて苦しいものなんだというのがおばけが増えていく様子でよ〜くわかります。 わかりやすいお話でした^^
投稿日:2012/03/04
「嘘をついてはいけない。」「嘘をつくと、自分が困ることになるよ」。子供に嘘がいけない理由を口頭で注意するのは、簡単ですが。実際に実感させるのは難しい。 良心の呵責、をとても分かりやすく表現していて良いです。 これはもう、本人に経験してもらわないと分からない領域ですし、それを疑似体験できる。(はず。) 最後も「じゃあ、私、嘘つかないようにするね!」と、予定調和な締めにしていないのも、良いです。 だって、嘘っていっても、どんな場面でどんな嘘をつくことになるのかなんて、わからないもの。 でも、つかないほうが良いに決まっているということは、分かったよと。 オバケが家じゅうに発生しているシーンに「ぎゃ〜」と反応している子もいましたし、「お父さんのキスなんて、いや!」と言っている子も…。 まあ、オバケの正体を見破れるのはその子次第か…。
投稿日:2024/09/12
6歳4歳の娘たちに読みました。お母さんの真珠の首飾りを壊してしまったサラちゃんが、嘘をつくと、口からおばけが…。でもちょっと可愛すぎるおばけなんですけどね。 この絵本を読んで「嘘をつくのはダメなこと」ということが伝わってれば嬉しいなと思います。可愛いおばけなのでどうかな?
投稿日:2014/03/01
オバケが嫌いな娘ですが、この絵本は「いじわるなオバケ」で あるにもかかわらず、怖がりはしませんでした。 見た目がかわいらしかったからかな? 実はこの絵本を読んだ日、娘もちょっとした(誰かを傷つける ようなものではまるでない)嘘をつきました。 ないしょオバケが登場するまでもなく、すぐばれるような嘘では あったのですが(ほんと、すぐばれるんだから嘘なんてつかなければ いいのにねえって思いますが。笑)。 なので、「オバケの絵本」としては、怖くはなかったのですが 「嘘をつくとないしょオバケが出てくるのか」といった意味では 心配になったようです。 しばらくはないしょオバケのことを覚えていて、嘘などつかない 子でいてくれればいいなあと思います。
投稿日:2013/10/09
触っちゃいけないと言われているママの大事な首飾り。触ってしまって、しかも壊してしまったサラ。 ママに訊かれて、正直に話す心の準備ができてなかったために、うっかりついてしまった嘘。子供には…いえ大人にもよくある嘘ですよね。 そんな小さな嘘をつくたびに飛び出す、うそつきおばけ。そんなおばけたちが楽しいことの邪魔をして、まとわりつくからイライラする。 「嘘」がもたらす心のモヤモヤをおばけに例えることで表現しているところがいいですね。子供でも共感しやすいような気がします。
投稿日:2013/04/22
ふわふわした可愛いオバケなんだよ。 でもね、ちょっと秘密にしたり、嘘ついたりしたら 大変なんだよ。 ひとつ嘘付くたびに、オバケが増えていくんだもん! 本当の事って、なかなか言えない時ってあるよね。 嘘付くつもりでは ないけれど いいそびれちゃう。 大人でもあるでしょ。たくさんあるかも? 相手への思いやりから内緒話になったり。 そのたびにオバケが口の中から飛び出したら大変! サラちゃんは、素敵なパパとママの助け船で うるさいオバケから脱出。 パパとママに抱っこしてもらえます。
投稿日:2011/09/29
ママの真珠のネックレスを壊してしまったことは 悪いことだからちゃんと謝ることだと わかっているんです。でもそれが口からでないで 変わりにおばけが・・・ 「なんでも みんなに はなせるわけじゃないけど できるだけおばけがでないように がんばってる。」 そうですね。子供が成長すると こんなことを思うようになるんですね。 大人は気付いてしまう子供の嘘もあるけど 正直に話してくるのを待ってみようと思いました。 子供なりに考えているんだと教えてもらいました。
投稿日:2011/02/08
題名がピッタリ!という本になっています。 ママの首飾り、女の子は興味がありますよね。 触ったらいけないものは特に触りたくなるもの…。 案の定、真珠のくびかざりが切れて部屋中、ばらばらに散らばっちゃいました。 ここからです。 正直に話せる子は少ないと思います。 たいていの子は内緒にしてしまいますよね。 さぁ大変です。 内緒にするたび、口からオバケがどんどん出てきます。 しかも、他の人には見えないからたちが悪い。 サラは素直に話したいけど、オバケが時折、邪魔をしたりして… サラにとっては憎らしくてしょうがありません。 素直になりたいけど素直になれず… このモヤモヤした気持ちには必ず出会っていると思います。 サラにとっては大変な出来事だったけど、登場するオバケがあまりにも可愛すぎたのでもう少し「内緒を続けて!」と意地悪に思う私もいました。 子供は読んだ後、黙りこくっていましたよ。何か内緒事でもあるのかな?
投稿日:2010/11/12
ダメ、と言われるとやってみたい! そんな気持ち、私も子供の頃ありました。 でも、大人になった今、子供たちに母と同じことを言っている気がします。 本当の事言ったら怒るくせに。 子供たちはきっとそう思っているでしょうね。 だから内緒にするんだよ。 確かにそうだね。 でも、心が痛いよ。 素直に言ってくれたら・・・でも、やっぱり怒っちゃうかも!? なんて、読みながら子供の意見と大人の意見とが頭の中でグルグルしました。 子供の心の葛藤が分かりやすく表現されていて、おもしろかったです。
投稿日:2010/07/18
オバケのでてくる絵本はちょっと恐いけど読んでみたい!! そんな子ども達は、たくさんいると思います。 ウソをつくとウソをついた数だけオバケの数もふえてくるというちょっとやっかいなオバケの話。 きっと子ども達は、ハラハラどきどきしながらおはなしの世界に入り込んでいく絵本だと思います。
投稿日:2010/06/25
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