うちにある「ピーマン村の絵本たち」のシリーズ、最後の1冊。娘は、表紙の小さなえんそくバスに描かれた米粒大の絵を見て、「あっ、おいもさんだ!」(同じシリーズの「さつまのおいも」の)と、喜んでいました。シリーズで読むと、こういう発見があって、楽しいですね。
今日は、遠足のお話。最初からいきなり盛り上がります。「おやつ なにもっていく?」「チョコだろ キャメルだろ クッキー、・・・」
「え〜!もってきすぎ〜! Jは、キャンディ1個と、ポッキー1本。バナナはパパとママに半分ずつあげて、チョコレートは、みんなで分けっこするの」と、すっかり遠足前の気分になっています。
「みぎに まがりまーす」「がたがたみちでーす」・・・いっしょにバスごっこをしながら、ページをめくっていくと、あっという間にバスが公園に着きました。ところが、おべんとうを食べようとした、そのとき、「おーい!」・・・いけない、園長先生のことをすっかり忘れていました! 寝坊して、お弁当も作ってこれなかった園長先生に、みんなが少しずつお弁当を分けてあげました。ピーマン村の子どもたち、自然と優しい思いやりの心が育っているんですね。
「さつまのおいも」と並んで、娘のお気に入りの1冊です。