「おしゃべりさん」 ６歳のお子さんに読んだ みんなの声

いろんなものが、おしゃべりしたくてしょうがないようです。
どのページを開いても、なるほどなるほどと思ってしまいました。
ユーモアたっぷりの絵とおしゃべりで盛り上がりそうな話題を提供してくれる絵本でした。
子どもたちとおしゃべりで盛り上がりたい絵本です。

６歳長女に借りてきました。親子で一緒に読みましたが、とっても面白い！身近にあるものたちのお話短編集といった感じです。長女は「コウノトリ」が赤ちゃんを運ぶという話に、「そうなの？」と不思議がってキョトンとしていました。私は「チョコレート」の話に、ビクっとしました。確かに子供たちには「もうやめなさい」と言いながら、私は食べちゃっています。寝た後に…。短編がいっぱいなので、簡単に読めるのもいいですよー。

本当にどの物もよくしゃべる。
娘たちは私が早口でまくしたてるようにおしゃべりさんたちのセリフを読むと楽しそうに笑いながら聞いています。

学校で落とした歯の気持ち、トイレのマークの気持ち、そういわれてみればそんな気持ちだったんだなぁって思うようなことも満載で、長女は外出先でトイレマークを見つけると「ママ、まだ服着てないね」とか言ってすっかりおしゃべりさんたちの世界に魅了されています。

寝る前に小話のように１０個ずつ読むのが今の娘たちのお気に入り。
聞いているうちについつい眠くなって気が付いたら眠っている娘たちを見ると、そんな時間がとても愛しく幸せに感じます。

朝刊やトーストといった、普段はけっしておしゃべりしない様々な物たちがおしゃべりしている楽しい本です。

見開き１ページで１話ずつ、３０のお話があります。
おしゃべりする物によって、おじいさんだったり、女の子だったり、関西弁をしゃべっていたりします。

娘は自分で読んでしまっていますが、夜寝る前に１話ずつ読んでいくのもいいかも。
おしゃべりなので聞きやすいし、長さも、読んであげるのにちょうどいいと思います。