私の子供は最近子供と凄く仲良しだった叔父が亡くなるという叔父の死を経験しました。子供にとっては初めての人の死で、初めはまだ人が亡くなるということがよく分からなかったようです。
私は叔父が亡くなった時、叔父はお空の上からいつも見てくれているよ、と子供に言っていました。なので子供は叔父はお空の上にいるものと思っているようです。ただ、もう2度と会うことが出来ないという事も分かっているようです。ただ、叔父はとても子供のことをいつも考えてくれていたので、本当にこの本を読んでいるとただのお話とは思えませんでした。
叔父を思う子供と、子供を思ってくれる叔父。本当にこの絵本の内容と被ってしまって涙が出そうになりました。大人になっても人の死は凄く辛いものなのに、子供にとったら本当に辛いだろうなと思いました。子供も本当にいつも叔父のことを思ってくれていたので、その後は叔父と一緒に撮った写真が家の中に飾ってあります。
家族の死、人の死は本当に辛いけれど、この絵本はそんな人の死を優しく、そーっと子供に教えてくれている気がしました。素敵なおじいさんとエリックのお話で、「亡くなってしまってもいつも君のことを思っているよ」というメッセージが伝わってきたような気がしました。本当に大切なもの、それは思いやる気持ちな気がしました。
子供にも叔父のことをいつまでも覚えていてほしいな、そう思っています。死は辛いけれど、これからも叔父のことを忘れずに子供にも元気で頑張っていて欲しいと思いました。
この絵本は本当に人の死について大人にも子供にも優しく、本当に大切なものを教えてくれる、そんな気がしました。本当にジーンと胸が熱くなる、そんな素敵な1冊でした。