「さんすうサウルス」 ６歳のお子さんに読んだ みんなの声

生まれた時から、自分の指の数を数えたティラノサウルス。
数えるのが得意だから名前がさんすうサウルス。
さんすうサウルスは、見るもの見るものなんでもさんすうの問題になっちゃいます。
さんすうや数学が好きな人って、世界がこんな風に見えてるのでしょうね。
楽しいからさんすうが好きになるのか、好きだから楽しいのか。
もうすぐ小学校入学を控える恐竜好きの娘にも、楽しんで算数を学んで欲しいなと思いました。

「どうして算数の勉強をしなくちゃいけないの？」、「算数の勉強をして、何か役に立つことがあるの？」と思っている小学校低学年のお子さんに、ぜひ読んでいただきたい絵本でした。
この絵本には「算数で学んだことはこんなふうに使うことができるんだよ」ということがわかりやすく描かれています。
この絵本を読むと算数に、少しは前向きな気持ちで取り組めるようになるかも（！？）しれません。

数えるのが得意な「さんすうサウルス」は、いろいろな場面で算数の技を使います。右と左に同じ数がある時には片方を２倍すれば良いとか、どちらが多いか比べる時は引き算を使うとか。妹が危ない時も、さんすうサウルスは、算数を使って大活躍です！お勉強感がなく、自然と算数に触れられるところが気に入っています。

恐竜好きの１年生の息子と読みました。
息子もちょうど学校のさんすうの授業で足し算が始まったばかり。さんすうサウルスと一緒に計算するのが楽しいようでした。
途中から、掛け算が出てきたりと、難しくなるのですが、まだ解けなくても、さんすうを使っていろんなことができるんだ！ということが子供にも理解できたようでよかったです。
息子も繰り返し読んで楽しんでいます。１年生にとてもオススメの絵本です。