「よろしく ともだち」 ６歳のお子さんに読んだ みんなの声

オオカミさんが、コダヌキくんに避けられてしまってかわいそう。オオカミが鏡に向かって、一生懸命笑顔の練習をするところが健気で印象に残ります。

「…にーっ」「がお…」「にーっ…」

練習の成果は…。「にー！」っとやったら逃げられてしまったオオカミさん。このシーンでは、子供たちも「わぁ！」と盛り上がりました。「そんなに近くだと、だめじゃん！」と大声でアドバイスする子もいました。

思わず応援してあげたくなるオオカミさんに、感情移入する子供たちの表情もきらきらしていました。
自分と全く違う子と友達になるって、最初が大変なのよね。

見かけや先入観で判断してはいけないということをこの絵本で娘に伝わるといいな〜と読みながら思いました。キツネのサポートもあって最後にはコダヌキと仲良くなれたオオカミ。

悪者が出てこないので、安心して最後まで読み進めることができます。笑える要素もあり、友情を感じてほんわかする場面もあり、大勢の子たちを前にした読み聞かせなどにもピッタリだと思いました。

保育園の先生がおすすめしてくれた絵本です。
おともだちについて、とてもステキなことが学べます。
なんだかやんちゃそうで怖そう…近づいてきたらつい逃げちゃう…恥ずかしがりやの我が子は、初対面の子、特にやんちゃそうな子には同じような態度をとってしまうことがあります。
でも実際は、知れば優しいところもあって、おもしろい子で、お友達になれた！ということがほとんど。
これをきっちり伝えてくれる素敵な絵本でした。

久しぶりに借りてきました「ともだちやシリーズ」こんなにもう出てるんですね。

今回はオオカミが怖くてなかなか仲間に入れてもらいにいけないコダヌキくん。オオカミは友達になりたいのに、コダヌキくんにはその気持ちが通じない。オオカミが悩む姿が可哀想で、でも何だか笑えちゃう。でも、最後はほーっとしました。やっぱりこのシリーズ面白いです。