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立派で美しいことこそ自分の価値。 美しく整備されているときに人が集まる。 だから、美しさこそが価値のあることだと館が考えてしまったのも仕方がないこと。 必要とされるのは、人が集まるのは、立派で美しいからではない。 館はみすぼらしく変わり果ててしまったときに、じぶんのほんとうの価値に気づくことができました。 人に羨まれることに価値を感じてしまう人々。 自分をしあわせにしてくれるのは、もっと別のことなんだと、このお話は語っているような気がしました。
投稿日:2013/11/28
昔建てられた大きな立派な館。 最初は貴族の住む館でした。 時とともに、その館はホテル、レストラン、お店と移り変わり・・・。 途中で火事に見舞われた時は私も悲しくなりました。 始めは「立派なやかた」と言われるのが何より嬉しかった館が、子供たちとの出会いを通して徐々に気持ちに変化が現れます。 もし、建物に心があったら・・・。 このお話にでてくる子供たちのように掃除があまり上手ではなくても、建物を大切にしようとする気持ちと、何よりそこに住んで幸せだと感じる気持ちが、建物にとっても何より嬉しいことなのではないかと思いました。 建物を大切にする気持ちが芽生える絵本です。
投稿日:2013/02/08
「館」と呼ぶにふさわしい建物が主人公。 どことなく顔に見えるのが不思議です。 最初は貴族が住んでいたというのですから、 ずいぶん昔のことなのですね。 それから、ホテルやレストランになったり、 ショッピングセンターになったり。 火事になってからは悲惨ですが、この建物が、 かわいそうな子どもたちを救ったとも言えます。 作者の建物への愛が伝わってくるストーリーでした。 緻密に描かれた建物の素晴らしさはもちろんのこと、 そこに住まう人々の生活観が伝わってきます。 定点観測のような視点で、時間の流れも体感できます。 でも、何で穏やかなラストでしょう。 建物の気持ちに触れた思いでした。 グイグイと惹きつける展開に、 子どもたちも聞き入っていました。 作品に登場するかわいそうな子どもたちの姿から、 何か感じてくれたら嬉しいです。
投稿日:2009/11/05
青山邦彦さんのお名前をよく見かけるのと、この絵本が最近私が気になっている 「時代の移り変わり」を描いた絵本だということで、興味を持ち読みました。 立派で大きなお屋敷には貴族が住んでいて、パーティーに訪れた人は 口々に褒めます。それを受けて「そう、ぼくはりっぱなやかたなのさ」。 そこで娘が、「わ、しゃべった!」。 確かに。こんなに美しくリアルな絵で、まさか館がしゃべり始めるとは、 素敵なサプライズ。見てみれば、エッヘンと言いそうな館の顔。 所有者が変わっていくだけかと思えば、役割も変わっていく…その自然な流れに 「なるほど、こうもなるのね」と感心しきりの私たち親子でした。 最後は、確かに見た目はちょっといびつ…。でも温かさ、確かに伝わりました。 こんなにも長く受け継がれて、大事にしてくれる人の手に渡った館は 本当に幸せですね。
投稿日:2008/06/25
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