韓国の昔話って、日本の昔話にどこか似ているところがある。
以前に読んだ、「ウサギとカメ」は「うらしま太郎」と「猿の胆」を思い出させたのだが、今回は「うらしま太郎」。もっとも、そんなことにこだわっていると話は面白くない。
すっぽんを助けたおばあさんは川の底の「りゅうぐう」へ。
おばあさんは、それ以上年をとるのではなくものごとがかなうまほうの玉をもらって帰ってきた。
まほうの玉は、おばあさんからよくばりばあさんの手元に。
はなしは、そこから「いぬとねこ」の話になる。
ヤオンとなくネコ、モンモンとなくイヌ。
両者のかけあいが面白い。
展開の三段跳び。
絵も方向や、常識にこだわらない子供の絵のようで面白い。
自分には少し違和感がありましたが、子どもたちには楽しいようです。
子どもたちが足もとまで近づいてきて、話の展開と絵に付き合ってくれました。
自分は「ヤオン」と「モンモン」が気に入って、話が終わってからも鳴き声をおまけしました。