「ばばばあちゃんのやきいもたいかい」 ７歳のお子さんに読んだ みんなの声

焼き芋って楽しいですよねー。
といいつつも、焚き火ってなかなか自分たちでは出来ないので、
ばばばあちゃんのやきいも大会は憧れです！
さつまいもだけじゃなく、
じゃがいも、さといも、お菓子にバナナにりんごにみかんに。
みかんはげきまず！って言ってたのが印象的でした。
食べきれなかったものが、クリスマスツリーの飾りになったというのも良かったです。

どれを読んでも面白い、ばばばあちゃんシリーズ。

もちろんこの絵本も期待通りの面白さ！
ですが、他のシリーズ本と比べるとやや華やかさはないかな…？
「包んで」「焼く」という内容なのでしょうがないと思います。

けれどもやっぱり、秋ならばこの絵本は読んでおきたい。
今回もあれこれ実験のように挑戦焼きしています。

このシリーズの良いところは「本当にやっているみたい」なところで
実際に焼いてみたんだろうな、やってみなくちゃ出てこないような
感想やことばがあちこちに描かれています。

やったことがなくても楽しめる、
読むとやりたくなる、
やってみるとなお絵本が楽しめる、

そんなばばばあちゃんシリーズが大好きです。

秋に不可欠な焼き芋大会。
落ち葉を集めて焼き芋大会が始まります。
アルミホイルや濡れ新聞を使って
美味しいやきいもの作り方も教えてくれます。
本当に知恵袋という言葉がぴったりです。

ばばばあちゃんのいいところは
なんでもやってみよう！
やってごらん！と好奇心の背中を押してくれるところのような気がします。

クリスマスツリーも素敵ですね

枯葉を集めてやきいも大会なんて、いまはもうできなくなりましたよね。

幼いころ学校帰り、近所のおじさんがアルミホイルに包まれた焼き芋を持たせてくれたことを思い出します。

「はっぱをあつめて、お庭で焼き芋したい！！」と娘は言いますが、今はできないんですよね。

それにしても、ばばばあちゃんはいつも面白いことを考えますよね。
さつまいもだけでなく、ジャガイモにサトイモ、お菓子や果物まで焼かせちゃう。
それなのに「さつまいもがやっぱりいちばんさ。」と言いながらサツマイモの焼き芋をほおばる姿がかわいらしい。

「みかんのやいたのはさいこうにまずい。」というセリフにも笑います。

冬のお楽しみ、なんだか懐かしい気持ちになる１冊でした。