息子が小学校で初めて借りてきた本です。
長い夏休みだから、自分で読むという形で借りてきましたが、1年生が読むには少し難しいかな・・・という印象です。
ふりがながふってありますが、漢字が結構でてきます。
我が家では半分くらいまで、息子が読んだ所でお話が頭に入らず、字を追っているだけと判断し、途中から私が読みました(別の日には最初から私が読んであげました)
さてお話ですが、
宝石どろぼうの男と、
森の奥に住んで傷ついた動物たちの世話をしているおじいさん
のお話です。
おじいさんの「優しさ」、「静かさ」、「あたたかさ」で、くまさんの心がかわっていきます。
途中、盗んだ宝石をおじいさんにさしだすと、
「これはまあ、うまそうなドロップ・・・、ひとついただくかな。」とおじいさんがいいます。
そして宝石だよと聞いても
「でも、わたしにはもったいない。くまさんがだいじにしまっておくがいいよ。」
といいます。
きっとおじいさんには最初からすべてわかっていて、自分から罪を償ってほしかったんだろうなーーーというのが読み取れます。
最後の結末もとてもよいので、どうぞお子さんに読んであげてくださいね。