「おれたち、ともだち」シリーズの最新刊!
今回のお話はかわいらしいコダヌキが出てきます。キツネたちとともだちになりたい、でも、オオカミはこわい・・・
はじめにキツネが声を掛けてくれた時、オオカミが怖くて何も言わずに逃げてしまったコダヌキ。オオカミは自分もコダヌキを仲間に入れてあげようとしていたのですが・・・
不思議そうにするオオカミに対して、「オオカミさんが怖かったんじゃ・・・」ときちんと言うあたり、キツネは、よく見ているなぁと感じました。
なかなか自分から声をかけられないコダヌキに自分から声をかけたりと、「ともだちや」のころからだと、だいぶ成長した感じがして、何だか嬉しかったです。コダヌキに怖がられて、ショックを受けてしまっているオオカミへのフォローも、さすが!
そして、見た目は怖くても、優しい心を持っているオオカミさん、素敵です!コダヌキに怖がられても、一生懸命手紙を書いたり、自分なりに友達になろうと努力する姿がとても素晴らしいです。
最後はきちんとみんな友達になれて良かったですね!