親友のシャルルくんのオムレツ屋
開店祝いに
山里から丹精込めたリンゴを持って街にきた
フンボルト君。
お祭りかと思うほどの人の多さと、街の賑わいに
右往左往することになります。
読んでいるこちらも、「シャルル君が待ってるよ、急いで!」
「地図を忘れてるよ!」と声を上げてしまうほど気持ちが
入ってしまいました。
地図をなくしてシャルル君のお店に行くすべを失った
フンボルト君。そこで諦めるのか、どうするのかと
親子で固唾を飲んで見守ると、諦めませんでした。
最近開店した「オムレツ屋さんはありませんか」
「卵をたくさん買いに来た人はいませんでしたか」と
必死に歩きます。その姿にフンボルト君大丈夫かな〜と
心配目線で見ていた私たちも奮起させられ、又応援開始。
最後にシャルル君のお店にたどり着けた時は、二人の
気持ちの温かさと友情の深さにホロリとさせられました。
諦めないで約束を守れて良かったねフンボルト君。