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つけたしことばの本」 8歳のお子さんに読んだ みんなの声

つけたしことばの本 書:だんきょうこ
絵:ニシワキタダシ
出版社:高陵社書店
税込価格:\1,320
発行日:2017年07月05日
ISBN:9784771110236
評価スコア 4.29
評価ランキング 20,675
みんなの声 総数 23
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8歳のお子さんに読んだ みんなの声から

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  • 日本語エンターティメント!!とはうまい表現ですね。
    日本語の楽しさ、奥深さを子供が楽しく知ることができる、知りたい
    きっかけになる絵本だと思いました。

    私としては「あたりまえだのクラッカー!」がぱっと思いつきましたが
    ちょっと新しいし、商品名はNGでしょうね(笑)

    この絵本は年齢があがると江戸時代のカルチャーについて
    触れることができます。江戸の庶民はまずはこういった無駄口
    つけたし言葉を使うことで笑顔からコミュニケーションがうまれました。

    異郷の者同士で初顔合わせをする機会が多い江戸では
    九州の人がいきなり隣にだったり、お向いは大阪の人だったりが
    ある。だからこそ、簡単なやりとりでもこういった言葉をつかって、
    和やかな場を作っていたのでしょう。円滑なコミュニケーションために
    「笑」は必要なエッセンスだったようです。

    相手をバカにしたり、皮肉ったり、自分を卑下するような笑いではない、
    まさしく日本語の中でもエンターテイメント要素があるつけたし言葉は
    人々の付き合いを円満にしたのだと思いました。

    今の子どもは逆に省略しすぎるところがあります。「りょ」了解とかそういった
    メールは多々誤解を招くきっかけになっています。
    最初はもしかしたら今時の「いみふ」「意味不明」とか
    言いそうですが、自分で作ってみることで日本語の楽しさをコミュニケーションを
    とるというのはどういうことか、知るきっかけになればと思いました。

    投稿日:2017/08/18

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  • 新発想! 受賞レビュー

    子どもって言葉遊びが大好きなんですよね。小さな子から小学生まで十分楽しめる本だなとおもいました!白黒で、筆文字でかかれてあるというインパクトがすごいです。力強くて、心がこもっていますし、何より字が生きている。言葉が生きている。口から出てきた言葉なんだと実感しました。話しながら生まれてきた言葉なんですよね。あたまをやわらかくして、いざ、付け足し言葉の名人になりましょう!読んでいても楽しくなって、節をかえてよむとさらに面白い!ことばって生きていますね。楽しいですね。おとなだって、一緒に言葉遊びしたい!とおもいました。

    投稿日:2017/06/07

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