「おいしくて きれいな ドーナツ 100こ、 あした あなもりやまの
てっぺんに もってくること!」
そんな謎の注文もみんながいればワイワイと素敵なドーナツが
できあがりますね。
ポルカさんのドーナツ屋さんのおはなしです。
9人のこどもたちがお手伝いをしながらおいしそうなドーナツが
できあがります。実はみんな名前があるそうです。見返しに書いて
あるので、それを読むと、またおもしろいですね。
もちろん、ネコにも名前がありますよ。
ポルカさんとみんなでがんばってこの大変なオーダーにこたえます。
そしてできあがった100このドーナッツ!とてもおいしそうです。
お皿にならべたドーナッツですが、ページをめくっても同じ位置にならべて
あるのが圧巻です。
この絵本はカルピスACTIONという取り組みで作られた絵本だそうで、
ポルカさんのドーナツ屋の看板も水色、そして
ドーナツも水色でかわいくデコレーションされています。
ドーナツはこどもの友達とみんなで作ったことがあります。
本の中にあった「うすっぺらいまるいわがぷくっとふわっとふくらんで」
というシーンがあるのですが、そうそうと思い出しました。
油であげるところはみんなは危ないのでみることはなかったのですが、
揚げあがってお皿にならべたとき、さっきの白いドーナッツが、
こんがりふっくらあがっているのをみて、歓声があがりました。
春とこのオーダーがどうつながるのか、
ラストは春をとっても感じます。カルピスで乾杯したくなりますね。
ドーナツとひなまつり、今年はこれできまりです!
親子の絆が深まるように、という願いがこめられた「カルピス絵本」の発行。
今回はじめて知りましたがとても素敵な取り組みだと思いました。
カルピスとひなまつりと春、そして今回の作品、
親子でお菓子つくりや絵本の読み聞かせなど楽しめると思います。