書店の「入園・入学・進学におすすめ絵本」コーナーで見かけたり、タイトルは聞いたことあったのですが、読んだことなかった絵本です。お正月に、夫の実家の近くの古本屋さんで見つけて購入しました。
昔から「三びきのこぶた」や「七ひきのこやぎ」などで、悪役のイメージが強いおおかみ。
でも、げんき森に住んでるおおかみくんは、とっても優しくて、本当はみんなとともだちになりたいと思っているのです。
ある日、おおかみくんが「広場で遊ぶものよっといで・・・このゆびとまれ」と言ったら・・・???
思わずかくれてしまったおおかみくんと、他の動物たちとの、会話のやりとりが楽しく、「どうなっちゃうんだろう?!」とドキドキする展開です。
健気で泣き虫のおおかみくんが、とってもかわいいです♪(いもとようこさんの、かわいらしい絵もぴったりですね。)
思った通りのハッピーエンドでにっこりします。
「人を見かけで判断してはいけない!」というテーマが、ちょっと道徳の教科書っぽい(実際に1,2年生の道徳で使えそうな)気もしますが、小さな子にもす〜っと、理解できそうでなかなかいいと思います。