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7件見つかりました
ページをめくるたび、どこかに「シニガミさん」がいるような気がして、子どもと一緒についつい探してしまいました。でも、終わりが近づくにつれ、読んであげている自分自身が物語に引き込まれ、最後は・・・。 子ども達には、「食べ物を粗末にすると、神様が見ていて、もうおいしいものが食べられなくなるよ。」とか、「よく頑張ったね。きっとサンタさんが見てるよ。」などといっている自分。でも、大人の自分はそれを信じていません。 きっと本当に必要なのは、いつ死が訪れようとも、その瞬間まで精一杯生きることと、それを自分の子ども達に見せること。そんなことを考えさせられました。 子ども達にも、そして自分自身のためにも、いつまでも手元に残しておきたい一冊です。
投稿日:2010/10/17
大好きな宮西達也さんの作品で、シニガミさんという タイトルが気になって、絵本ナビさんの全ページ 1回だけ立ち読みキャンペーンで、読ませていただきました。 宮西達也さんの作品だけに、ただ怖い死神というお話ではない とは思っていましたが、おおかみの気持ちの変化に胸が グッと来ました。 要所要所で、シニガミの呟きに、ぞぞぞっとしながらも 最後のところで、良い意味でやられたぁ〜!という感じでした。 きっとこの本を読むと、最初のきっかけはどうであれ お友達を大切に思う気持ちが芽生えるのではないかと思います。 是非、購入したい一冊になりました。 子どもの誕生日に贈ります♪
投稿日:2010/09/05
宮西さんの絵本は家族で大好き。恐竜好きの息子は、夏休みの宿題の感想画はもちろん、宮西さんシリーズのもの。 で、今回のお話は、恐竜ではなく、オオカミさんとコブタくん、そして、シニガミさんが隠れキャラのようにあちこちに。 学校の朝の読み聞かせで、子供達のクラスの2年生に読みました。 シニガミさんの宣告から、子供達は興味津津。いろんな形に姿をかえたシニガミさんをみつけるため、子供達は、グッつと前に寄ってきました。オオカミさんの心の変化を感じとった子供達は、崖のシーンでは、心配そうな顔…。 朝の短い時間でしたが、ユニークであったかいこのお話に、子供達は笑顔で過ごせました。中高学年の子供達にも「クスッ」を運んでくれそうなので、読んでみようかなと思っています。
投稿日:2010/10/12
2年生のクラスでこの絵本を読みました。 題名からして、怖い本と思ってた子もいたようです。 コブタとオオカミがあと数日で死んでしまうと知っていて 見守るシニガミさん。 病気のコブタを元気になったら食べてやろうと、 必死に看病するオオカミ。 そんなオオカミに食べられてあげたいと思うコブタ。 子供たちは「えー」とか「やさしい〜」とか感想を言いつつ、 食い入るように絵本に熱中してました。 オオカミがコブタに説教する場面では 「なんで怒るの〜」と笑ったりもありました。 最後まで読み終えたとき、子供たちの間では 「誰が一番優しいか」 ということでちょっとした議論がはじまりました。 これは小学生のお子さんにはぜひ読んでもらいたい本だと思います。
投稿日:2013/02/01
宮西達也さんカラー満載で、難しい話だけに、安心を誘います。 娘は死神の呟きがこわくて仕方なかったらしい。でも読んでいる間は「ひどいことを言うなぁ!」と怒っていました。 そして全部が赤い花なんかない、死神に騙されて死ぬのだと思ったそう。その頃には声も出ないくらい恐れ怒っていたらしい。 私は全体的にう〜ん。オチでさらに納得いかず。とても言いたいことがあるにも関わらず、ボヤけた印象を持ちました。 でも娘のように解するんだ〜と思ったら、あぁならないと受け入れられないのかなとも。 ただの恐ろしい本にならず、これでよかったのかなぁと思いました。恐ろしさも感じて、その向こうにあるものを感じさせるにはこれでよかったと思います。
投稿日:2010/12/23
基本的に子豚と狼のやりとりが ユーモラスでかわいらしいのですが、 シニガミさんというタイトルや、 存在感あるシニガミさんの絵や語り口調に どことなくゾワゾワ感が誘われて、 ちょっぴりサスペンスな香りがしました(笑) けっして怖い話ではないんだけど 最後には、ハッピーエンドなんだよね?? と、ちょっとハラハラ。 もちろん最後は、よかったね〜となりますよ^^ 娘のほうが『おもしろかった♪』とあっさり 楽しんでいたようです。
投稿日:2010/10/20
前ページ立ち読み企画で読み、実物が気になって本屋さんで手に取ってみました。画像で見るだけでは気づかなかった表紙とカバー。ちょっとした仕掛けがあり、実際に手にすると しにがみさんの存在を感じることが出来ます。 腹ペコオオカミ、今度は病気のブタを看病します。例によって最初は自分のため・・気付くと一生懸命ブタのために奔走してます。その様子をじっ・・・と見ているしにがみさん。 宮西ワールドです。抱きしめたくなるような主人公に、危なっかしさを感じながら最後まで 胸をギュッとされたままつれて行かれます。 誰かのために、何か出来るということ、実はとても幸せな事なんだなあ・・としみじみ感じました。 しにがみさん、死神さん、神さん、、神さんなんだなあ・・やっぱり。
投稿日:2010/10/06
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