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ともだち」 8歳のお子さんに読んだ みんなの声

ともだち 作:谷川 俊太郎
絵:和田 誠
出版社:玉川大学出版部 玉川大学出版部の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:2002年11月
ISBN:9784472402784
評価スコア 4.73
評価ランキング 1,150
みんなの声 総数 112
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8歳のお子さんに読んだ みんなの声から

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9件見つかりました

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  • 私にとっては扱いづらい

    谷川俊太郎さんということで手に取ったのですが、子どもたちによいことが書いてある半面、いくつか現状とそぐわないところがあるように思いました。

    出版された当時の状況はどうだったのかわからないのですが、今の子どもたちを取り巻く環境を思うと人前で読むには十分な配慮を必要としそうです。

    「ともだちなら びょうきのときは おみまい にいこう」は新型インフルエンザの流行などもあり、病気の時にお見舞いに行くようなことは子ども自身も危険にさらさられることでもあること。

    「おとうさんや おかあさんや せんせいに いいつけるのは ずるいんじゃないかな」
    は、たとえば相手が大切なものを取り上げる子でその子の方が自分より

    高学年で腕力が強い場合、同じ学年であってもその子が乱暴な子であったりすれば、力の弱い子は耐え続けること、もしくは誰かが気づいて待たなくてはいけないことになってしまいそうです。

    ともだちとはただ一緒にいる子、クラスにいるというだけでなくて、心の中のつながりというのか、一緒にいると気持ちが温かくなるような存在であってほしいと思うのです。

    詩なので短く端的に心に響きやすい半面、子どもの年齢や感じ方によって、今の子どもたちには負担になることもありそうではないかと思いました。

    友だちの概念を自分の子どもに伝えることはできますし、本を読んだ後に話し合ったりすることもできるのですが、集団での読み聞かせの場合は、子どもたち一人一人がその後どう感じているかが見えにくいだけに、私には扱いにくい本のように思いました。

    投稿日:2010/03/09

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    20
  • ともだちってどういう人のこと?

    • ちょし★さん
    • 30代
    • ママ
    • 熊本県
    • 男の子10歳、男の子9歳、男の子8歳

    友達ってなんだろう?
    友達って どういう人の事をいうんだろう?

    シンプルだけど難しい疑問に、答えをくれる様な一冊です。

    「ともだちって いっしょにかえりたくなるひと」
    「ひとりではつまらないことも ふたりでやれば おもしろい」
    などなど・・。

    短いながらも 的を得ている表現の数々に、感嘆してしまいました。
    どれもこれも わかっていることや当たり前のこと。
    でも、とても大事なことで、実行するのには勇気や努力がいる場合もあること。

    小学4年生のクラスの読み聞かせで使用しました。
    日々の生活の中で「ともだち」の存在が大きくウェイトを占める時期でもあるので、各々の心に響くものがあったのではないかと思います。
    真剣に聞いてくれていました。

    多くのファンが支持している谷川さんですが、実は個人的にはあまり好きじゃない作家さんです。和田さんの絵も、シンプルでわかりやすいのですが、「好きな絵か?」と言われると、そうではありません。

    でも、この本はとてもいい作品です。

    苦手な作家さんでも、作品ごとにきちんと向き合って読んでみると、中には素敵な作品が含まれているものです。読まず嫌いをしないで、どんどん触れてみるべきだと感じる事もできました。

    投稿日:2008/09/12

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    12
  • 「ともだち」のこと、子どももおとなも思い返せる本

    • うつぼっちさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子15歳、男の子12歳、男の子8歳

    『ともだちってかぜがうつっても
    へいきだっていってくれるひと。』

    「ええ?(かぜひきたくない)」
    という表情を最初に見せる
    子どもたち。

    『ともだちってみんながいっちゃった
    あとでもまっててくれるひと。』

    ここで女子数名がだまって
    うなずいていました。

    『ともだちってそばにいないときにも
    いまどうしてるかなって
    おもいだすひと。』

    これもけっこううなずく人多し。

    ふだんちょろちょろしている
    男子が注目したのはここ。

    『わるくちはいったっていい、でも
    かげぐちをいうのはよくないな』

    かげぐちってなに?と聞かれます。

    『けんかはしたっていい、でも
    ひとりをたくさんでいじめるのは
    ひきょうだ』

    ここはしんみり聞いていました。

    おとなはとかく
    「○〇をやっちゃだめ」と
    禁止しがちですが

    「○○することはひきょうだ」
    ということをわからせさえすれば
    あとはある程度子どもたちに
    まかせる度量が必要なんだな。

    親にとっても
    考えさせられる
    絵本でした。

    投稿日:2018/11/25

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    0
  • 『ともだち』を読んで

    わたしが心にのこったのは、みんながあそびに行ってもともだちだからまっててくれるところです。
    すきなものがちがってもなかよくしてくれる人はともだちです。
    どこがにてるかというと、すきなものがまったくちがっても、すごくなかよくしてくれるところがにています。
    ともだちにいやなことをしても何もうれしくないけど、みんなでたすけあえばみんながとてもうれしくなるから、大切だなと思いました。
    わたしは、このおはなしを読んで、みんなにやさしくしてあげたいなと思いました。
    いやなことをやってる人がいたら、さいしょはやさしく言ってそれでもきかなかったらちょっとだけつよく言うときいてくれるからちゅういはそう言うといいなと思います。
    わたしが、もしだれかをおいていってる人がいたら、
    「いっしょにあそぶのだったらちょっとまっていてあげたら」
    とやさしく言ってあげたいです。
    わたしは、このおはなしを読んでたくさんのことをまなびました。
    何をまなんだかというと、あたりまえだなと思うことも書いてあったけど、はじめてしったことや大切だなと思うことがすごくいっぱい書いてありました。
    わたしは、この本を読むのがひさしぶりだったけどすごくこの本をえらんでよかったなあと思います。
    これからもちゅういするだけでなくじぶんでよいことかわるいことかをよく考えてよいことだなと思ったらともだちやかぞくにしてあげるといいなと思いました。
    たくさん大切なことが知れてよかったです。

    投稿日:2018/11/19

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  • ともだちってなんだろう 受賞レビュー

    私がこの絵本を手に取っているのを見て息子が「この本、学校図書室にあるよ。読んだよ。」と言ってきたので小学校でもおなじみの絵本なんですね。
    ともだちをテーマにシンプルな言葉が1ページ、1ページ書かれています。
    うんうん、そうだよね、ともだちってそういうものだよねって思ったり。うーん、そうかなぁと考えさせられたり。
    ともだちってなにかな、ともだちには何をするかなと、相手はどう思っているかな、等々考えさせられるような1冊です。子どもが小学校に入ってから親がずっと一緒というわけではなく友達同士だけでの時間が増えてきているので、こちらとしては友達関係で心配することも少々ある時期。ともだちについて親子で話すきっかけにもなりました。ともだちと良い関係を築いていってほしいです。

    投稿日:2017/02/05

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  • 考えさせられる1冊 受賞レビュー

    • とんえほんさん
    • 40代
    • ママ
    • 京都府
    • 女の子10歳、女の子8歳、男の子6歳

    自分のまわりにいる「ともだち」について考えさせられる絵本です。
    ともだちとの関係や、ともだちが自分にしてくれたことなどを思いめぐらせ、改めてともだちに感謝の気持ちがわいてきました。

    我が家の子どもたちにはそれほど響くものではないみたいですが、いつかまたこの絵本がグッとくる時がくるのではないかと思っています。

    小学生への読み聞かせをしているので、ぜひ高学年への読み聞かせに使いたいと思いました。卒業時のプレゼントにもよさそうです。

    投稿日:2017/01/28

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  • 人との関わり方

    娘が幼稚園児の時から家にある絵本です。

    当時の娘は、ただ聞いているだけのようでした。
    私は、この絵本を声に出して読むのが好きです。

    一部内容は、今の時代とそぐわないのはあるのですが、
    卑怯、ずるは恥ずかしい事、
    相手の気持ちを考えてあげられる人
    そんな事を考えられる子供は、
    そうそういないと思うのですが、
    この絵本をきっかけに
    想像力を働かせてくれたらいいなと思います。

    娘には、繰り返し読みたいです。

    投稿日:2015/11/02

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  • 友だちってどんな人のことをいうのだろう?
    この絵本では、友だちの要件が色々語られています。
    全部が正しいようで、言い足りないこともいっぱいあって、でも自分にとって都合の良いという存在だけではないことを感じさせられます。
    人にとって嫌なことをしていては友だちでいられない。
    疑っていては友だちにはなれない。
    人に対する思いやり、友だちでもない人に対する思いやり、きっと自分の心が友だちを決めていくのでしょう。
    決して押しつけに終わらなず、谷川さんは問題を投げかけていました。
    こんなとき、和田誠さんの絵は、シンプルで伝わりやすいですね。

    投稿日:2015/10/24

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  • ともだちって素敵!

    4歳と8歳に読みました。
    一番最初の、
    ともだちって風邪がうつってもいいっていうところは
    ええ〜やだ〜って
    言っていましたが、その後はほとんど
    なっとくしていました。そうそうって。
    あれは、あえての最初の「つかみ」なんですね〜。さすが!
    最後の写真の部分では、くいいるように見ていました。
    和田さんの絵とのギャップが
    興味をひいたのだと思います。
    和田さんのいろんなタッチの絵も楽しめて
    よかったです。
    友だち関係にいろいろ亀裂が生じてくる
    中学年にぴったりだと思います!

    投稿日:2015/06/19

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