『おれたち、ともだち!』シリーズの第四弾です。
今回はオオカミとキツネが大ゲンカ!!
ふたりとも本当は謝りたい、仲直りしたい・・・。
なかなか素直に「ごめんね」って言えない二人の気持ちがよく伝わってきました。
雨の日。オオカミは得意なトランプでもキツネに大負けしてしまいした。
そして思わずキツネに、「いんちきだ!」と言い放ち、更に
「いんちきはこのうちから出ていけ!!!」と怒鳴ってしまいました。
すぐに後悔するオオカミ。
でも次の日、散歩道でキツネと会っても、「ごめんな、キツネ」と言えませんでした。
キツネも本当は「オオカミさん」と声をかけたいのに、素直になれず
プイとそっぽをむいてしまいます。
そして次の日。
はらっぱでキツネを見ても、オオカミは声をかけてくれず、
キツネは急に寂しくなり、昨日のことを後悔しました。
こうしてなかなか素直になれず三日目になり・・・。
勘違いからではあったけど、やっとふたりは素直になって仲直りをすることができました。
天気もすっきり青空です。
キツネとオオカミの気持ちがよ〜〜〜くわかって、
ふたりが仲直りできた時は本当に我が身のことのように嬉しい!!!
娘たちは仲直りした後のふたりの変な歌に笑っていました。
そして8歳の長女は、最後のミミズクじいさんの台詞に
「ふたりのことだね」
とうなづいていました。
やはりこのシリーズは小学生くらいからの方が深く理解できるかな?と思います。
背表紙のプレゼントがまたいいですね(^^)♪
皆さん、背表紙チェックも忘れないで下さいね!!!