アーノルド・ローベルさんの作品は本当にツボなものが多いです。
物事をそのまま受け止め、頭に浮かんだことを素直に行動にうつす、ナチュラルなふくろうくん。
全部で5つのお話があります。
「おきゃくさま」
冬のある日、風がドアをたたくと、「ふゆくん、おはいりよ。はいって ちょっと あったまったら どう。」とドアをあけて、冬の風をお客様にしてしまう。
そして部屋の中は大変なことに!
次のお話「こんもりおやま」も笑えます。
ベッドに入ったふくろうくんが毛布の下の二つの「こんもり」に気づき、やっつけようとするお話。
「こんもり」の正体は自分の足(笑
そのことに気付かず、ふくろうくんは毛布から出たり入ったり。
他にもいくつかお話があり、「こども的」な発想と行動がとっても楽しいお話です。
子どももこのふくろうくんと同じで、ときに大人が想像もしないようなことを言ったり行動したりしますよね。
つい自分の子供がそんなことしようものなら、「何やってるの〜!」と叱ってしまったり・・・
絵本の中では子供たちと笑えるのに。。。やっぱり大人ってずるいのかもしれませんね〜。
たまには、このおっちょこちょいなふくろうくんを思い出して広い心を取り戻しましょう^^