おばけたちの住む『ぴーかーぶー村』。
あまりの恐ろしさに、村にはもう500年も人っ子一人やってきません。
そんなある日、一人の男の子が村はずれの古い空き家に住み着きました。
食べ物を買いに出かけた男の子をおどかしてやろうと、物陰からおばけ達が狙いますが…?
鮮やかな色づかいと雰囲気たっぷりの絵が、お話を盛り上げてくれます。
ページをめくった瞬間飛び掛かるおばけ達の絵は、迫力満点!
でも、あれあれ?どんなおばけが出てきても、男の子は涼しい顔でご挨拶。
なるほどね〜!その理由を知って納得でした。
どこか愛嬌があって、ユニークなおばけ達にも注目してください。
小さいお子さんは、ページをめくって驚いてしまうかもしれませんが心配ご無用。
最後の楽しそうな場面を見れば、安心して笑ってくれると思いますよ。