図書館で見つけて借りてきました。
子供たちは、私が眼鏡をかけているのでメガネには親近感を持っているようです。
8歳と3歳の娘たちと一緒に読みました。
初めてメガネをかけなくてはならなくなった時。
“クラスの子に笑われたらどうしよう”“からかわれたらどうしよう”。
主人公の女の子の不安な気持ち、よくわかりました。
「初めて」に出会った子供たちって、興味津々に寄ってきますものね。
そんな不安な気持ちに寄り添ってくれた先生。
不安を取り除くって、言葉だけじゃ難しいんですよね。
気持ちを推し量って、行動に移してくれた先生やお母さん。
自分もメガネをかけてきてくれた先生がクラスのみんなに語りかけるシーンでは、
その温かい心に感動しました。
その後の朝会の場面でも・・・あっ!!
これはからかう子なんていなくなりますね〜、きっと!(^^)
逆にメガネがブームになっちゃうかも?!って思いました。
子供は純粋な分、残酷なことも言ったりするので
大人たちの心くばりって大切なんだなと改めて思いました。
主人公の「わたし」の固まっていた心がほぐれていくのがわかり、
嬉しく思いました。
うちの8歳の長女もあまり視力がよくないので、
いつか自分もかけるであろうメガネのことを想像しながら読んだようです。
3歳の次女は、ウィンクに興味を持っていました(笑)。
“初めてメガネをかける時ってドキドキするんだよ”と知って欲しいので
メガネとは無縁な視力の良い子にも読んで欲しいなぁと思いました。
もちろん初めてメガネをかけることに不安を持っている子にもオススメです!