十五夜だった9月27日の夜、お月様つながり!のこの絵本を、
9歳の息子と一緒に読みました。
私も息子も初めて読むお話で、
一体何がどういうことなのか、手探りでの読書。
でんしんばしらがこんな風に行進してるなんて、
現実では絶対にありえない!と分かっているのだけれど、
「月夜」のかもし出すなんだかなんでもアリな感じも手伝って、
もしかしたら夜中本当に、こうして、
でんしんばしらたちが軍歌を歌いながら行進してるのかもしれない・・・
と、そんな錯覚まで起こしてしまう、不思議な絵本でした。
途中出場の隊長も、電車に飛び込んで灯りをともす、
捨て身の行動に、
一瞬はっとしながらも、乗客の男の子の笑顔でほっとする、
そんなエンドです。
ところで恭一くんは、こんな月夜に一人で一体何をしていたのか?!
息子にはそれがとっても気になるようでした(笑)。