「おにはうちふくはそと」!?と何やら変わった本の題に惹かれ、また、絵がかわいい〜!・・ので購入しました。怖いおにが、なんとも憎めないほどかわいいのです。
おはなしの内容も愉快な感じでほのぼのとして・・気のいいおにが粋な感じで・・こころがほんわかしてきます。
おにがつぶやく、「おにだっていっけんくらいはしあわせにできるちからがあるぞ。いくらふくのかみでも、にほんじゅうのいえをしあわせにするのはむりじゃ」というところ・・いいですね。
一人が出来る範囲って限度があり無理があります。でも一人一人、誰かひとりを幸せにすれば、きっとみんながしあわせになれる・・そんなことを言っているようで・・。
3年生に読み語りをした時、ひとりの男の子が近寄ってきて、「いい話だ〜。」と言って席に戻っていきました。いいおはなしは、年代問わず!ですね。