かわいいこぶたの ぶたぶたくんが 初めてのおつかいをするお話。
ほのぼのとかわいい内容で、ぶたぶたくんやぶたぶたくんのおかあさん、かあこちゃんにこぐまくん・・の、動物さんたちの絵はお話の内容にマッチしていて、ちょっとおとぎ話の世界チックなのですが・・なんでしょう?なにか引っかかるものが・・。
パン屋さんの顔つきパン・・不気味です。美味しいのかしら?
八百屋さんのおねえさん・・・八百屋さんらしくない印象。
お菓子屋のおばあさん・・この3人のなかではまともな感じですけど、でも、日本の昔話に出てきそうな風貌で、ちょっと違和感あり。
全体的に国籍不明・・でも、多分日本、みたいな・・不思議な味わいがあります。
で、巻末の作者紹介をみて、納得しました。
東京生まれで、のちに 南洋の離島で原住民と生活していたそうで・・。なるほど〜。このなんとも、型にとらわれていない印象はそのせいでしょうか。
思いついたお話をそのまま楽しく書いちゃった、みたいな絵が魅力的な一冊です。
我が家の子供たちも、しきりにヘリコプターや飛行機を気にしていました。「なんで、こんなところ飛んでるの?」って。
今度、小学校低学年で読み聞かせてみようかな、と思います。