この絵本、すごくたくさんの方が感想を書いているのに、びっくりしました。
私的には冬らしい絵本を読みたいな〜と思って、図書館で借りてきただけなのですが、人気の絵本だったようです。
しかも、邦訳が君島さんではありませんか!?
最近、君島さんが書かれた「王さまと九人のきょうだい」を読んだばかりだったので、とても親近感が湧きました。
というか、君島さんの名前を見るまでロシアのお話かと思っていました。中国のお話なんですね〜。
登場する動物たちがあまり擬人化されない形のまま、人間ぽい家に住んでいるのに対し、主人公のうさぎだけがニ本足で歩いているのには、何か意味があるのかな〜と、うっかり大人目線で読んでしまいました。
下の子は一度読んであげたら、「面白いから貸して」と、自分で読み直していました。
改めて読み直して「なんで、道の真ん中に野菜が落ちているのかナゾだ〜」と、叫びながらも、顔が笑ってました。面白かったようです。
こういう話は『そういうもんだ』と、思って読まないと、いろいろ不思議が見えてきちゃうので、あるがままに受け止めることのできる小さなお子さんにお薦めです。
一度読んだら惹きつけられてしまう、不思議な魅力があります。