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岩波少年文庫 エーミルとクリスマスのごちそう」 11歳のお子さんに読んだ みんなの声

岩波少年文庫 エーミルとクリスマスのごちそう 作:アストリッド・リンドグレーン
訳:石井 登志子
出版社:岩波書店 岩波書店の特集ページがあります!
税込価格:\704
発行日:2012年06月15日
ISBN:9784001142112
評価スコア 4.5
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みんなの声 総数 5
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11歳のお子さんに読んだ みんなの声から

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  • エーミルの優しさ

    おもろし荘のマディケンにしろ、このいたずらっ子のエーミルにしろ、根底にあるのは優しさ。

    このいたずらっ子だったエーミルが大きくなって何の職業についたかということが明らかにされていますが、いたずらっ子の話でも大人が安心して読み聞かせできるのもこの優しさゆえかもしれません。

    表題になっているお話の背景にあるのは、救貧小屋と言われる粗末な施設で暮らすかわいそうなお年寄りたち。

    その人たちにごちそうを食べさせたいという気持ちを単にいたずらと片付けていいのかはわかりませんが、クリスマスをただ自分たちだけが楽しく過ごすという視点だけでないのは、やはり優しさなんだろうと。

    大人からすると困ったいたずらもあるけれど、憎めない子どもだなあと思いました。

    投稿日:2012/12/16

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