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たいせつなきみ」 12歳〜のお子さんに読んだ みんなの声

たいせつなきみ 作:マックス・ルケード
絵:セルジオ・マルティネス
訳:ホーバード 豊子
出版社:いのちのことば社フォレストブックス
税込価格:\1,650
発行日:2007年11月
ISBN:9784264025979
評価スコア 4.57
評価ランキング 5,879
みんなの声 総数 6
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12歳〜のお子さんに読んだ みんなの声から

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  • 考えさせられる絵本

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 東京都
    • 男の子12歳、男の子6歳

    「たいせつなきみ」は、1997年に出版され全米で100万部を超え、七カ国語に翻訳されているベストセラー絵本。
    日本語に1998年に訳されており、今回のはAnniversary Edition.
    内容に変わりはなく、大きさが小さくなって一層大人向きになったという印象です。

    表紙を見ると、ピノキオを想像させますが全くの別物。
    舞台は、ウイミックスという木の小人達の村。
    小人達は、エリという丘のてっぺんに住む彫刻家に彫られたもの。
    そして、小人達は、お星さまシールとだめ印シールをくっつけあって暮らしているという設定なのですが、お星シールは文字通り良く出来ましたシールのこと。
    小学校の時の採点のような言葉です。

    主人公のパンチネロは、だめシールばかり貼られているのですが、シールを貼られていないルシアに出会い、エリに会うことにするのです。

    パンチネロが、エリと会ってからの会話は、珠玉のフレーズが沢山登場してきます。

    The more you trust my love,the less care about their stickers.
    おまえがわたしのあいをしんじたなら、シールなんてどうでもよくなるんだよ。
    というフレーズに全てのメッセージが集約されています。

    誰しも、人からどう思われているかは気になるもの。
    そう思われていると決めつけているのは、自分自身であること。
    人から愛されていると知ったならば、気にならなくなるということ。

    とても深く考えさせられる話で、自分自身を見直したいという気持ちになるととともに、子供達をもっと愛したいと思わせる絵本です。

    本来は大人向きと思いますが、小さい子供が読む物語としてもそれなりに楽しめる絵本だと思います。
    子供が理解するには時間がかかると思いますが、幅広い世代にわたって読んで欲しい名作です。

    シリーズ化されていて、4作まで訳されているようなので、続きも読んでみたいと思います。

    投稿日:2009/10/24

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    1
  • たいせつなじぶん

    彫刻家のエリに作られた木彫りの人形社会。
    金ぴかのお星さまシールとだめじるしシールを貼り合うことがはやっています。
    それが当たり前になってくると、人の良いところ悪いところを探し合うようになる。
    主人公のペンチロネはそれに巻き込まれて、しかもだめじるしシールばかりつけらています。

    よく考えると、人間社会を解りやすく絵本にしていることに気づきます。
    これほど極端ではないにしろ、お星さまシールもだめじるしシールもまわりにいっぱいです。
    それがその人の評価になってしまうと思いこむと、自分でだめじるしシールの心に貼り付けてしまう。
    自分自身に自信が持てなくなる。

    ペンチロネはシールを一つもつけていないルシアに会いました。
    ルシアは自分は自分だと思っているから、お星さまシールもだめじるしシールも関係がない。
    ペンチロネは自分に気が付くのでした。
    そして、ルシアの勧めで自分達を作ってくれた彫刻家のエリを訪ねたペンチロネ。
    そこで、エリからあるがままを大切だと言われ心救われる。
    親の心ですね。

    この絵本は教科書だと思いました。
    低学年は楽しみ、高学年は考え、大人にとっては自分を見直すためにとても良い本だと思います。

    投稿日:2009/11/27

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