新年最初の6年生の朝の読み聞かせは,
『まちがうこと』について を,自分で勝手に(?)テーマにしてみました。
わんぱく小学校の4人組は,いつもすがすがしいくらいに
まちがっていますよね?
4人組は,挑戦し,間違い,気づき,成長する。
まちがえなければ成長しない。
その事を,まちがい続けて大人になった私は よく知っています。
周りの人と違う「まちがい」をしてしまうのが怖くて,
「あいさつ」するのも自意識が邪魔をする,思春期の入り口にいる6年生に,
まちがったっていいんだよ!
自分の気持ちを言葉に出そうよ!
という気持ちを込めて,読みました。
この本の本来の目的とは 違う読み方かもしれません…(;^ω^)
今回は黒板の前ではなくて,教室の後ろに座って読みました。
机は前によせてもらって,椅子だけクルリと後ろを向いてもらうと,
いつもと違う新鮮な感じ…?
読み手のほうも,いつも遠くから覗くように見えている顔が
間近に見えて,新鮮です(笑)
表紙を見せたら,「あ,この絵は知ってる」という反応が。
よしながさんの絵は一目でわかりますね!
読み聞かせルールでは,声色なしで絵本は読むべきなのでしょうが,
サムソンの言葉はカタカナなんですもの。
カタカナの声を出さないと,雰囲気が出ませんよね。
思いっきり,ルー大芝のような声を出しました(笑)
それを聞いて,あちこちで男子が 小声で真似してます。
「○○○デ〜ス?」
まどかちゃんが,ずざあぁぁぁ と転ぶ場面では,
いつもは静かに聞いている6年生の女の子が
「( ̄ー ̄)ニヤリ」という顔で,隣の子と笑いあっています。
自分が男子のまちがいで,迷惑こうむった時の事を思い出したかな(苦笑)
保健の先生のお話は,
ゆっくりと心に届くように読みました。
全部のページを読み終えた後で,博多弁でもう一度,読み返しました。
「この絵本の中には,30種類・100匹くらいのおかしな動物(?)が居ます。後で探してみてね。」と言って
学級文庫に入れておきました。
来週の読み聞かせのときに,何匹見つけたか聞いてみます♪
つづけて,テーマそのものずばりの
「教室はまちがうところだ」を読みました。